トピックス

卒業生

「充実していた」と実感できる学生生活を

日本女子大学生活協同組合 目白店 店長
人間社会学部文化学科卒業
大友優子さん

学園ニュース VOL.262

初夏を思わせるような明るい日差しの5月に、学生達で賑わう食堂で、目白キャンパス大学生協の書籍購買部・ファーム・喫茶ウィミンの店長をされている大友優子さんにお話を伺いました。大友さんも私も「日本女子大学が大好き」という共通点があり、今回取材させていただいたことをとても嬉しく思います。見守ってくださるような温かいまなざしと、丁寧にお話しされる様子から、大友さんの素敵な学生生活が目に浮かぶようでした。

大学に関わる仕事を

学生時代は大学生活を満喫していました。講義はもちろん、図書館で本を読んだり、大学の周辺を散策したり。4年次には1か月半ヨーロッパの国々を旅行しました。授業の後に、皆で意見や感想を言い合うこともとても楽しかったです。学んでいた西生田キャンパスが大好きで、卒業後も大学生活に関われたら、と思いこの仕事を選びました。

  • 昼休みの売店は大賑わい。大友さんも品出しやレジで走り回ります
    昼休みの売店は大賑わい。大友さんも品出しやレジで走り回ります

学生とのふれあいを大切に

学生生活を間近で見られることが、この仕事の一番の魅力です。教習の手続きをした学生から、免許が取れました!と報告を受けたり、昼ご飯を買いに来た学生たちが何を食べるか相談している様子を見たりすると、一人ひとりの学生生活に関わっているなと実感します。
店長になるとデスクワークが増えるのですが、心掛けてお店の様子を見に行ったりレジに立ったり、そこで学生がどんな会話をしているのかを聞いたり。生の声に触れることを大切にしています。日本女子大学生は、女子大らしい華やかさもありますが、勉強やそれ以外のこともバランスよく、活動的にチャレンジしている印象があります。

  • ファームの一番人気は焼き立てパン。
    ファームの一番人気は焼き立てパン。
  • 香りに誘われて学生が立ち止まります
    香りに誘われて学生が立ち止まります

派生してつながる感覚

文化学科では、学ぶ・知るということがいかに自分を豊かにしてくれるか、という感覚をつかみました。例えば、今までなんとなく見ていた建築物が、建築の歴史を学ぶ授業を受けた上で見ると興味も深くなり、考え方も変わります。いろいろなものを学び、さらにその一つ一つの知識が繋がっていくことを実感しました。
学生時代に「とても充実していた時間があった」と思えることは、そのあと社会で生きていく自分の支えになります。学生の皆さんには旅行をしたり、興味のあることに何でもトライしたり、充実していたと思える時間を過ごしてほしいと思います。

プロフィール

大友 優子(おおとも ゆうこ)さん
2005(平成17)年3月人間社会学部文化学科卒業、同年4月千葉大学生活協同組合に入職。千葉大学・東京大学駒場キャンパスにての店舗業務を経て、2015(平成27)年に東邦大学生協の店長となる。2017(平成29)年8月から本学生協目白店勤務。

インタビューを終えて

大友さんのように、たくさんのことに関心を持ち、知識が繋がっていく楽しさをこれからの学生生活の中でも経験し、自分の興味のあることの幅を広げていけたらと思います。お話の中でお店の人気商品についても伺い、いつも利用している生協がより身近に感じられました。このご縁を大切に、これからもお会いできることを楽しみにしています。

●取材・文:学生記者