大学案内・
学びの特色
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学びの特色
理想の生き方を見出して、輝き続ける女性になる
創立者・成瀬仁蔵が掲げた「自らの人格を高め、使命を見いだして前進する」という理念のもと、女性が社会で力を発揮できる思考力と実践力を育んできました。特に近年、社会における女性の活躍は目覚ましいものがあり、そのフィールドは日本のみならず、世界中に広がっています。すべての女性は、あらゆる可能性を秘めています。本学では、一人ひとりの未知なる可能性を引き出しながら、知性と個性に磨きをかけ、自分らしく生きるための一歩を踏み出す力を養います。
日本女子大学学長からのメッセージ

2025年度授業実施にあたって
いよいよ、新年度、新学期が始まります。
本学は、今年4月に食科学部食科学科、栄養学科、通信教育課程食科学科を開設いたしました。各学部の専門性を高め、基盤教育も充実させています。本学では、人文科学、社会科学、自然科学、生活科学の様々な分野の交流も深化していますので、自分の専門を超えた知に出合う機会が多様にあります。
授業は、学部においても初年次から専門的な学びが始まり、最終的にはそれぞれの課題を設定する卒業研究(卒業論文、卒業制作)へと修練していきます。大学院での学びはなおのこと、自らの課題をみつけ、それに対する答えを出さなくてはなりません。
学びを深めながら努力を重ねても、予定通り、計画通りにいかないことは少なくありませんが、それこそ好機であるとも考えられます。プロセスそのものが目標を生むこともあるからです。そのようなときにこそ、広い教養に基づく多面的な知見と俯瞰的な視野が、研究の進展を助けるはずです。
学生の皆さんには、これから出合うあらゆる事態に対して当事者意識を持ってほしいと思います。さまざまな状況に対して、「自分はこれができる、やるべきだ」と思えるようなある種のタフネスを持つことが重要です。
その基盤となるのが教養であり、フィールドワークや実験などの実践を通じて得られる客観的に物事を分析する力です。
課外活動等をはじめとする学生生活全般については、成人として、そして日本女子大学の学生として自覚と責任をもち、自分たちの活動が与える影響にも想像力を働かせて、節度ある行動と活動を切に望みます。
私たち教職員一同も、皆さんが安心して学修に取り組み、一人ひとりが持つ可能性をさらに広げることができるよう、努めてまいります。
日本女子大学学長 篠原聡子
日本女子大学の歴史


「日本の資本主義の父」と呼ばれる明治の実業家 渋沢栄一(1840-1931)。
本学にとって渋沢栄一は、創立者 成瀬仁蔵を支えて日本初の組織的な女子高等教育機関 日本女子大学校設立に携わった一人であり、さらに最晩年に本学の第三代校長を務めた、非常にかかわりの深い人物です。

江戸時代末期に生まれ、明治後半にて日本初の組織的な女子高等教育機関(日本女子大学校)の創立に尽力した広岡浅子。時代を牽引する力を持つ浅子は、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主人公のモデルにもなっています。
もっとみる教育方針
自分の個性に気づき、生かす力を伸ばす教育
JWUキャリア科目を柱に、「社会で自立した女性」を目指すプログラムを一年次より段階的に提供。学内の機関が連携し、理想の将来像に近づくための生き方、働き方など、自らのキャリアをどう描くかを一人ひとりの「自己発見」と「自己実現」を通してきめ細かくサポートしています。

少人数による教育を実施し、全学科で少人数のゼミ形式で授業を展開しています。文献の探し方や読み方、レポートの書き方、プレゼンテーションの方法など「知の技術」を習得し、自立した学びを後押しします。さらに、勉強や進路などについていつでも相談できるアドバイザーを置き、学生の向上心を支えています。
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卒業論文(卒業研究・卒業制作)の作成を全学科必修としています。少人数教育による教員や友人との親密な学びを支えに、各自の専門分野を存分に深め、各学科で行われる卒業論文発表会でその成果を披露します。
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これからの社会を生きる上で必要不可欠な教養教育にも力を入れ、世界平和、社会貢献、科学・情報リテラシーなどの科目群により、自立した人間として生きる価値観を確立します。専門分野と教養をバランスよく履修できる多彩な学びを展開しています。
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大学では所属する学部の専門科目を学ぶだけではなく、広い視野を養うことも大切です。「教養特別講義」では、本学の教育の根幹となる独自の必修科目として学園の理念や精神を学ぶほか、各界で活躍する方の講演を行っています。
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「f-Campus」とは、本学と学習院大学、学習院女子大学、立教大学、早稲田大学との単位交換制度で、自分の専攻分野や興味に関する科目を各大学のキャンパスで履修が可能です。学びの視野や他大学の学生と交流を広げる機会となります。
もっとみる日本女子大生・教員等の活躍
1901年の創立以来、常に時代をリードしてきました。過去もそしてこれからも、日本女子大生は個性豊かな才能を活かし活躍し続けます。