家政学研究科

家政学研究科

働くプロフェッショナルズ

専攻一覧

家政学研究科の特色

研究科委員長メッセージ

「生活の科学」とも呼ばれている家政学の目標は私たちの生活の質の向上にあります。このような家政学は、時代とともにその対象や視点を拡大し複雑化してきました。当初は家庭生活が中心であった家政学の対象は衣生活、食生活、住生活に分化し、これらに加えて児童、福祉、経営などの視点も重視するようになりました。さらに最近では地域社会や国際化も家政学の視点として無視できなくなりました。

本学大学院家政学研究科では、このように拡大し複雑化した家政学における様々な課題を見いだして、それを科学的に探究し、解決するために必要な学識や研究能力の育成を行います。この育成活動は児童学、食物・栄養学、住居学、被服学、生活経済学という5つの専攻で行われ、修士論文や修士作品として結実されます。

家政学分野の研究は、新しい科学技術や価値観などが生活に組み込まれ、生活が大きく変わろうとするときに力を発揮します。例えば、ICT、AIといった科学技術やSDGsという価値観によって私たちの生活は大きく影響を受けます。このような影響の中で、私たちの生活の質を適性に向上させるためにどうすればよいか、どのような方策が有効かを分析的あるいは総合的に見いだすのが家政学の研究です。

様々な学識や研究能力を身につけ、家政学の課題を解決したい方や家政学を手段として社会に貢献したい方の入学をお待ちしています。

被服学専攻

横井 孝志 教授

家政学研究科の3方針

人材養成・教育研究上の目的

家政学研究科は、家政学の各分野において基礎的な理論と高度の専門的な学識を修得し、今日的課題の解決手段を提案でき、実践的で総合的な判断力と主体的かつ創造的な研究能力のある、社会に大きく貢献する人材を養成することを目的とします。

家政学研究科をもっと知る

家政学研究科は、児童学、食物・栄養学、住居学、被服学、生活経済の5専攻を設置しています。いずれも各専門分野に関し、学識のみならず、高度な専門職としてのキャリア形成にも造詣の深い教員が、共に研究を進めながら、若い人材育成を目指す空間です。高度に専門的であると同時に、総合する力や創造性も必要とされる研究領域ですから、まさに全ての専攻に共通することは「輝くプロフェッショナルの育成」ということばに尽きると思います。

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