食物学科(管理栄養士専攻)
食物学科(管理栄養士専攻)
栄養管理・栄養教育を行う医療者として、現代人の健康を栄養面から支える専門家へ
本専攻では、基礎医学や臨床栄養学に重点を置き、管理栄養士として活躍できるカリキュラムを提供しています。
実験・実習を豊富に取り入れ、健康維持・増進、疾病予防や治療に対する栄養管理・栄養教育を学ぶことで、
将来、医療職の一員として医療現場や保健施設、行政などで求められる思考力と実践力を育みます。
卒業時には栄養士免許が得られるため、管理栄養士国家試験の受験資格が取得できます。
※2025年4月より募集停止(食科学部 栄養学科として新設)
学びの特色
四つの基礎科目で専門力の土台をつくる
「管理栄養士」として医療現場や保健施設などで活躍できるよう、実習・実験を豊富に取り入れ、基礎医学や臨床栄養学にも重点を置いています。加えてグループワークも大切にし、チーム医療で必要とされるマネジメントやコミュニケーション能力も養います。
医療職の一員としての自覚を育てる
臨床医学、臨床栄養学、公衆栄養学、栄養教育論などに関する専門知識を学び、3・4年次にかけて病院や保健所で実習を経験。実際の現場を体感することで、医療現場などで責任ある職務を遂行できる栄養の専門家としての能力を培います。
活躍の場は多数 卒業時には栄養士免許を取得
病院や学校での栄養管理、アスリートへの専門的なサポート、食品産業や研究職など活躍は多岐にわたります。また「栄養教諭一種免許状」を取得すれば食育の専門家になることも可能。大学院での高度な研究に携わる道も開けています。
食物学科(管理栄養士専攻)の4年間
1年次
栄養の専門家としての基礎を身につける
栄養学、食品学、調理学、医学・保健の4分野だけでなく生化学、生理学を加えて、基礎的な講義・実験・実習を履修します。
2年次
1年次の学びを発展させ専門分野の基礎を学ぶ
栄養学、食品学、調理学、医学・保健などの専門分野の基礎知識を学びます。
3年次
専門分野における知識と技術をさらに深める
専門分野の講義や実験・実習を履修し、より実践的な知識と技術へと発展させて習得します。
授業紹介
管理栄養士に大切なのは、ヒトの身体の構造や機能と疾患についてしっかりと理解していることです。「解剖学実験」の授業では、その構造と機能と疾患を関連付け、具体的にイメージし、基礎栄養学・栄養学各論を深く理解するための知識を身につけることを目的としています。人体の骨模型や内臓模型を用いたマクロ解剖、組織標本を用いた顕微鏡観察によるミクロ解剖などを行うことにより、医療職の一員であることを自覚し、栄養学の基礎を学んでいきます。また、事前に映像資料を配信して実験内容をまとめ、実験に取り組むという「自学自動」による学生主体の学びを重視しています。3~4名の少人数グループで実習することにより、学生同士で相互に学び合うようにし、グループで解決できない疑問や問題は教員がその場で解説します。
卒業後の進路
学生一人ひとりに応じた支援できめ細やかなサポートを実現
日本女子大学が目指しているのは、社会に貢献できる自立した女性を育てることです。
卒業した学生が生涯にわたって個々の力を発揮するために、また、目指している職業に就き、自己実現を果たせるように、就職支援に力を入れています。