自治体との共同研究

自治体との共同研究

東京都文京区との共同研究

建築デザイン学部建築デザイン学科 平田 京子 教授

東京都文京区との共同研究

文京区の妊産婦・乳児救護所は日本で初めて導入された0歳の赤ちゃんと産婦専用の避難所で、本学が救護所になることから区と意見交換しながら救護所開設キット開発に参加、円滑に開設できる本学専用キットを完成、区と大学職員の共同開設訓練の実施段階に至りました。6年間に渡り学生が卒業・修士論文で妊産婦・乳児救護所に関する研究に取り組み、区に研究成果を報告し、提案・意見交換を継続してきました。大学主導の事前準備型避難所の運営モデルの研究として、区職員・大学職員・学生の協働型の実践・支援者育成を通じ、居住の質・共助力強化を進めています。

東京都豊島区との共同研究

建築デザイン学部建築デザイン学科 井本 佐保里 准教授

豊島区居住支援協議会の連携団体として研究室で研究に取り組み、協議会にフィードバックを行っています。2024年度は、豊島区民コミュニティ・ソーシャル・ワーカーの方へのインタビューやアンケート調査を通して、豊島区内における居住支援のニーズの把握や、他機関との連携実態について把握し、協議会に対して報告を行いました。

茨城県神栖市との共同研究

建築デザイン学部建築デザイン学科 平田 京子 教授

茨城県神栖市との共同研究

神栖市が建設した「かみす防災アリーナ」は1万人を収容する日本最大級の避難所と住民の拠点になるべく清水建設が設計・施工を担当、研究プロジェクトを組織し、市と協議しつつ先進的設備とコミュニティ活性化の試みが導入されました。計画時から平田京子教授・石川孝重名誉教授が避難所運営を助言し、研究・授業にて神栖市や住民との連携を進め、学生が住民を動かすための提案を行う産官学協働授業を現在まで継続しています。住民主体型運営を実現すべく、2025年度は清水建設との共同研究を通じて市と住民と連携しています。

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