地域との連携

地域との連携

文京区との連携

目白キャンパスのある文京区と「相互協力に関する協定」(2006年)を結び、本学の「生涯学習センター」で「文京アカデミア講座」や子ども科学カレッジ等の公開講座を通じて学術研究の成果を提供しています。また、2012年に「災害時における母子救護所の提供に関する協定」を締結し、災害時における妊産婦及び乳児の受け入れ及び支援活動等の協力体制を整備しています。
2021年度からは、文京区教育センターとの連携事業で、幼児の運動遊びの充実と運動意欲の向上を図ることを目的とした「健康・体力増進事業(幼児の体力向上推進事業)」を行っています。

川崎市との連携

「多摩区・3大学連携事業」(2005年)を結び、川崎市多摩区内にある明治大学・専修大学とともに、毎年共通の課題に各大学が独自の取り組みを行って、年度末にはフェアを開催して活動内容を公開しています。「3大学コンサート」「多摩区民祭」等の地域行事への参加のほか、「学校教育ボランティアサポート事業」を展開し、本学人間社会学部の学生が多摩区内の小・中学校で指導補助を行っています。
さらに「学校法人日本女子大学と川崎市との連携・協力に関する基本協定書」(2011年)を締結、双方のもつ人的資源、物的資源、知的資源を相互に活用することにより、地域社会、研究、教育、産業の振興に貢献いたします。具体的には、2006年8月から始まった学校教育ボランティア 学校サポート事業を川崎市内に拡大し、さらに初年度からの実践教育活動として、2011年度後期から学校インターンシップ事業が実施されています。

板橋区教育委員会との連携

板橋区教育委員会と「学術研究の発展と教育施策の充実のため、相互の協力により包括的な事業連携を実施する」協定を締結(2014年)しました。
同教育委員会で実施する研修・研究会などへの本学教員の派遣や、本学大学院生のインターンシップ実習、さらに学生をボランティアとして学校現場に派遣するなど、教育委員会・学校・大学との幅広い連携や交流を行っています。

北海道日高管内7町・日高町村会・日高振興局との連携

北海道日高管内7町(日高町・平取町・新冠町・新ひだか町・浦河町・様似町・えりも町)、日高町村会及び北海道日高振興局と「相互協力に関する協定書」を締結(2021年)、本学にとって遠方の自治体との協定締結は初めての試みとなりました。
日高町村会は、地方創生の主要施策の一つに位置づけられている地域間連携の一環で、本学キャンパスの立地自治体である文京区と連携しており、文京区が毎年開催する区内の中小企業、産業団体などが一堂に会する「文京博覧会」通称“ぶんぱく” での出会いをきっかけに連携を深める運びとなりました。
本協定は、女子総合大学としての多様な教育・研究領域を持つ本学と、自然豊かで人情あふれる日高地方が包括的な連携に取り組むことにより、地域社会、研究、教育、産業の振興に貢献することを目的としています。

高知県高岡郡梼原(ゆすはら)町との連携

本学としては西日本地域と初の連携となる、高知県高岡郡梼原(ゆすはら)町と「相互協力に関する協定」を締結(2023年)しました。
この協定は、他の地域同様に、相互のもつ人的資源、物的資源、知的資源を相互に活用することにより、地域社会、研究、教育、産業の振興に貢献することを目的としています。国際文化学部国際文化学科の実践プログラムにおける研修先としても協力をいただいており、今後もより一層活動を充実させていきます。

岩手県盛岡市との連携

岩手県盛岡市と連携・協力に関する包括協定を締結(2024年)しました。それぞれの資源を相互に活用し、産業の振興など地方創生の実現および教育・学術研究の推進に寄与することを目的としたこの協定では、以下5つの事項について連携、協力を進めます。
 (1)産業および文化の振興
 (2)交流人口の拡大
 (3)人材育成および学術振興
 (4)地域課題の解決
 (5)その他、目的達成に必要な事項

また包括協定の締結に併せて、盛岡市が実施している「文京区学生と創るアグリイノベーション事業」に本学も2024年度より参画しています。本学からは家政学部食物学科が盛岡市の特産品「雁喰豆(がんくいまめ)」の新たな商品・加工技術の開発に向けて盛岡市と連携し研究を行っています。