\JWU PR アンバサダー/ 社会で活躍されている卒業生インタビュー2025 第3弾!

2026.02.18

味の素株式会社※1 長野絢子さん(家政学部食物学科食物学専攻 2024年卒)
※1 2025年7月から味の素冷凍食品株式会社に出向中

こんにちは。JWU PR アンバサダーです。
日本女子大学には、さまざまな分野で活躍されている卒業生がいらっしゃいます。そこで今年度も5回にわたり、「社会で活躍されている卒業生インタビュー」をお届けします。本企画では、私たちがインタビューをとおして日本女子大学で学ぶ意義や、卒業後の社会での活躍を深掘りしていきます。

第3弾では、本学家政学部食物学科食物学専攻※2 を2024年に卒業され、現在味の素株式会社(2025年7月から味の素冷凍食品株式会社に出向中)にお勤めの長野絢子(ながの あやこ)さんです。いまのお仕事内容や大学時代でしかできない経験など貴重なお話を、JWU PR アンバサダーの丸山杏実(まるやま あみ)、川口葵衣(かわぐち あおい)、小原司(おばら つかさ)の3名が伺いました。
※2 現:食科学部食科学科

──まず、現在のお仕事の内容についてお聞かせください。
長野さん:味の素株式会社(以下、味の素社)に入社し、新規事業部に配属され、2025年7月から味の素冷凍食品株式会社に出向中です。現在、新規事業として「あえて、®」※3という冷凍の宅配弁当の販売マーケティングを担当しています。
※3 「あえて、®」商品HP
味の素「あえて、®」|豊富なメニューから選べるレンチン宅配弁当 – 味の素㈱「あえて、®」

「あえて、®」という商品は、サブスクリプション型の冷凍の宅配弁当になります。WEBサイトで注文し、冷凍庫に入れ、必要な時に電子レンジで温めるだけで、食べられるお弁当です。ご飯とおかず、野菜などの副菜がセットになっており、食物繊維や食塩・野菜配合量に基準を設けています。温めるだけで、栄養バランスの整った食事がとれるというコンセプトのもと、忙しい日でも、満足感のある食事をお届けしたいという思いで作りました。
冷凍弁当というとあまり新規事業という感じがしない印象を持たれるかもしれませんが、弊社にとっては新しい挑戦でした。長い間、味の素社は、調味料など1つの商品を効率的に大量生産するモデルを得意としてきましたが、「あえて、®」は、おかずなどたくさんの品種を少量作ることに重点を置く少量多品種生産のモデルです。前例のない新しい仕事が多く、日々挑戦を重ねています。
具体的な業務としては、主に在庫需給管理、Web広告やメニューブックなどの販促物の制作を担当しています。在庫の需給管理では、定期的な販売促進施策に応じて予測を立て、管理を行っています。全57メニューの人気度などを考慮し、例えば、YouTubeで著名人に取り上げてもらう際には多めのストックを用意したり、賞味期限切れにならないよう日々モニタリングしたりしています。

また、最近では「よなよなエール」や「水曜日のネコ」などの商品で知られる株式会社ヤッホーブルーイングとのコラボ商品の開発にも携わり、コンセプトやメニューの決定などすべてをチームメンバーで考えました。前例のない取り組みだとしても、まずはやってみるという挑戦の意識を大切にしており、学園の教育方針である「自学自動」という考えがいまにも生きていると思います。

 

「あえて、®」の冷凍弁当とメニューブック
「あえて、®」の冷凍弁当とメニューブック

 

──現在のお仕事のやりがいや醍醐味を教えてください。
長野さん:やりがいは、お客様の声を直接聞けることです。例えば、お客様の手元に届く段ボールに同梱しているメニューブックは、改訂の度にコールセンターなどへ直にフィードバックをいただけることが多く、本当に醍醐味だと思います。自分が担当した商品に反応をいただけることは、とてもモチベーションになります。お客様を常に感じながら仕事ができることがいまの仕事の楽しさのポイントだと思います。
 

 

──いまのお仕事を選んだきっかけは何ですか?
長野さん:私はもともと、とにかく食べることが大好きで、かつ「食で人を幸せにしたい」という思いを強く持っています。人生を振り返った時に、家族のために食事を作ろう、この人に食べてもらいたい、という気持ちが自分の行動の原動力になっていて、自分は「食で人を幸せにしたい」のだという気持ちに基づいていることが多いと思ったことがきっかけです。また、学生時代から自分で企画を考え、展開することが好きで、自分のアイデアを形にできる仕事がしたいと思い、食品メーカーを選びました。
 

 

──学生時代からたくさんの課外活動をされてきたようですが、大学生のうちにやっておいたほうが良いことなどありますか?
長野さん:個人的にはJWU社会連携科目※4 の受講です。大学の授業だけでなく、学外の活動にもチャレンジしてみると、世界が広がると思います。
その一例が、企業とのコラボです。社会人になったいま振り返ってみると、学生時代に企業の方とプロジェクトに取り組むことで学んだことがたくさんありました。企業で働く社会人からはたらくことの楽しさを教わったことや、就職活動をする上でアドバイスをいただくこともありました。企業とコラボするからこそ参加できるイベントなどもあり、自分の世界が広がったと実感しました。社会連携と聞くと難しそうと感じるかもしれませんが、最初は授業をきっかけに、地域や企業との社会連携に参加してみることが良いと思います。


※4
 JWU社会連携科目
地域や社会が抱える多様な課題について、自治体や企業、研究機関等と共同して課題解決に取り組むことで、社会で力を発揮するための豊かな行動力を身につけるさまざまな科目を受講することができます。

授業での取り組み | 社会連携・社会貢献 | 日本女子大学

──日本女子大学、そして食物学科を選んだ理由を教えてください。
長野さん:日本女子大学を選んだ理由は、食の美味しさに特化して専門的に勉強できる環境が整っていたからです。美味しさや調理に特化し、食を科学的に勉強できる環境が整っていること、女子大学で少人数で学べる環境であることが選んだポイントです。

──食物学科の雰囲気を教えてください。
長野さん:食物学科には、食物学専攻と管理栄養士専攻があります。私が所属していた食物学専攻は1学年40名ほどで、実験実習や調理実習の授業などをはじめ、グループワークも多いので、学生同士の距離が近かったです。また、食への関心度が非常に高いのが特徴だと思います。たとえば、コンビニで新しい商品が出たり、何か美味しいものを食べにいこうという、食の話題が出たりすることが多く、そんな仲間と過ごした毎日は楽しかったです。いま振り返ってみると、学生時代から、自然と食べることが大好きな人が集まる環境にいたと思います。
 

 

──味の素社の社員として、また社会人としての今後の展望を教えてください。
長野さん:味の素社は、さまざまな事業を行っており、またライフイベントを経ても活躍している女性社員が多くいる会社なので、私もいろいろなことに挑戦し続けていきたいと思います。
長期的にはいまとは異なる仕事もしてみたいと思う一方で、自分のアイデアを形にして世の中に発信する仕事に魅力を感じているので、今後もそのような仕事をし続けていきたいと思っています。 

──最後に、後輩に向けてメッセージをお願いします。
長野さん:学生でしかできない経験がたくさんあるので、まずはいろいろなことに挑戦してみてほしいなと思います。たとえば、興味があるからやってみよう、声をかけてもらったから行ってみようなど、アクションを起こすだけで、新たな世界に出会えると思います。大学の授業だけでなく、学外の活動にも目を向けて、大学生だからこそできるさまざまな体験をしてほしいと思います。

 【インタビューを行ってみて】
人間社会学部心理学科2年 小原 司
私たちJWU PR アンバサダーは、日本女子大学の魅力を等身大の声で届けることを目的として活動しています。そのため、今回「いかにお客様に届けるか」という長野さんの真摯な姿勢を拝見し、深い感銘を受けました。また、お客様の声を直接聞くことがやりがいだというお言葉には、同じく情報を発信している立場として強く共感しました。食を通じて人を幸せにしたいという志を持ち、仕事に邁進されている長野さんの姿を拝見し、将来のビジョンを模索している私も、長野さんのように自分の活動を通じて誰かに貢献できる存在を目指していきたいと感じました。