文京区の子どもたちが、日本女子大学のボルダリングウォールを登る!

2024.10.18

【社会連携】文京区教育センター共催イベント「クライミングにチャレンジしてみよう!」

10月5日(土)、日本女子大学目白キャンパスの第一体育館で、体力向上イベント「クライミングにチャレンジしてみよう!」が開催されました。本イベントは幼児および小学生の体力向上を目的に、文京区教育センターと本学社会連携教育センターの共催で行われ、今回で第4回を迎えました。参加対象は、文京区内在住または在学の令和6年度就学予定の幼児、および小学1、2年生です。
子どもたちにクライミングを教えるのは、本学非常勤講師である西谷善子(にしたによしこ)先生。本学児童学科の杉山哲司(すぎやまてつじ)教授、澤田美砂子(さわだみさこ)准教授の協力のもと、本イベントを開催しています。

イベントは本学児童学科の澤田美砂子准教授の挨拶からスタート。毎回多くの応募がある大人気イベントであり、今回は95組から抽選で選ばれた17組が会場に集まりました。会場である日本女子大学の第一体育館には、幅12m、高さ4mの本格的なボルダリングウォールがあります。子どもたちは大きなボルダリング施設を前に、クライミングの開始が待ちきれない様子でした。

澤田准教授の挨拶の後は、さっそく西谷先生によるクライミング指導。西谷先生はスポーツクライミングの選手として活躍された後、トップクラスの選手から子どもや高齢者までを対象にクライミングの指導をされています。また今回はアシスタントとして、被服学科の戸枝美咲(とえだみさき)助教と、食物学科非常勤講師の横山巧機(よこやまこうき)先生、そして本学学生3名もイベントをサポートしました。
まずは参加者全員で入念な準備運動を行った上で、子どもたちはボルダリングウォールへ向かいました。初めてのクライミングで戸惑う子どもたちに、アシスタントの学生たちはホールド(ウォールに取り付けられたカラフルな突起物)のつかみ方や足の置き方のコツなどを丁寧にアドバイスしていました。
何度かチャレンジを繰り返すと、最初は高いウォールを登ることを怖がっていた子どもたちもコツをつかんでスムーズに登れるようになっていきました。会場には「できた!」「登れた!」と喜ぶ子どもたちと、一緒に笑顔を見せる学生たちの姿が見られました。

写真左から 学生がクライミングに挑戦する子どもをサポート/1番高いところまで登ることができた子どももいました
写真左から 学生がクライミングに挑戦する子どもをサポート/1番高いところまで登ることができた子どももいました

子どもたちのクライミングの後は、スタッフによるデモンストレーション。子どもたちをサポートした学生3名は、クライミングの授業を履修しており、その経験を生かして軽々とボルダリングウォールを登る姿を披露しました。参加した子どもたちはイベントを通して、クライミングをする楽しさとその可能性を、体感できたのではないでしょうか。

夢中でクライミングに挑戦する子どもたち
夢中でクライミングに挑戦する子どもたち

イベントは杉山教授の挨拶で終了しました。次回のイベントについては、すでに開催準備を進めておりますので、今回残念ながら参加できなかった皆さまは「文京区教育センター」のホームページにて応募開始をお待ちください。

今後も日本女子大学社会連携教育センターでは、地域や企業と連携した、取り組みを進めてまいります。