2026年度入学式を挙行しました(4/2)
2026.04.09
2026年4月2日(木)、成瀬記念講堂にて日本女子大学入学式・日本女子大学大学院入学式を4部に分けて挙行し、今年度は、日本女子大学へ1,585名、本学大学院へ120名の新入生をお迎えしました。
式は入学者数と大学役職者の紹介、来賓である泉会*1 中重克巳会長と桜楓会*2 高野晴代理事長のご紹介から始まりました。そして篠原聡子学長からの式辞、卒業生2名による祝辞と続きました。卒業生祝辞はビデオレターにて、日本タタ・コンサルタンシーサービシズ 藤野あゆなさん(新制71回生 文学部英文学科卒業)と、味の素株式会社 横山水穂さん(新制63回生 理学部物質生物科学科卒業)から贈られました。
式辞において篠原学長は、新入生の入学を祝うとともに、支えてきた家族や関係者への感謝を述べ、「本日こうして、創立から間もなく建設されたこの成瀬記念講堂で、希望に満ちた皆さんを迎えることができるのは本当に幸運なことであると思わずにはいられません。」と語り、最も歴史を感じる講堂で入学式を迎えられることへの思いを示しました。
続いて、本学が創立125周年を迎えることに触れ、創立者・成瀬仁蔵による女子高等教育の実現に至るまでの歩みや、その後の学部学科再編の変遷を紹介しました。「女性に学問をさせるのは女性の身体を害する」とさえ言われた時代に始まった挑戦と、試行錯誤の積み重ねが現在の日本女子大学の礎となっていることを説明しました。
また、大学での学びの本質について言及し、「試行錯誤とは、失敗を恐れず、繰り返しやってみることに他なりません。」と述べたうえで、「自ら問いを立て、考え、行動する力を養う過程では『失敗』『勘違い』があり、その命題自体が『身の程しらず』でさえあるかもしれません。学びの出発点に立つ皆さんに、あえて申しあげたいのは、それらはすべて、あなたたちにとって重要な手がかり、資産となる可能性がある、ということです。」と、新入生に挑戦することの意義を伝えました。
さらに、アルベルト・アインシュタインの言葉「間違いを犯したことのない人とは、何も新しいことに挑戦したことがない人だ」を紹介したうえで、挑戦の過程における誤りや思い違いが前進の証であり、学びの不可欠な一部であると強調しました。そして、「本学が皆さんに求めるのは、独善的な思い込みではありません。自らの考えを検証し、他者の知見に学び、必要とあれば自らを修正する——そのような知的誠実さを備えた上での『失敗』や『勘違い』こそ、あなたたちの資産になるのです。」と述べ、学びにおける姿勢について語りました。
最後に、本学の教育環境について紹介し、文理を横断する学びや海外プログラムの充実に触れるとともに、「ここは、女性だからと言って強いられることも、女性だから許されることもない空間です。自由と責任を自ら体感し、ここを巣立つその日まで、どうぞ、それぞれの専門に加えて広い視野をもてるように精進してください。日本女子大学という、恵まれた学びの環境を存分にいかして、知見をひらき、教養を蓄えて、一生を費やすにたる夢に出会ってください。」と激励の言葉を贈りました。
保護者の皆さまが学科ごとに各教室からライブ配信を通じて見守る中、新入生は本学での新たな一歩を踏み出しました。厳かな雰囲気の中で迎えた門出を心よりお祝い申しあげます。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。本学での学びを通じて多くの人と出会い、さまざまな経験を重ねながら、大きく成長されることを願っています。
*1 泉会:学部生の保護者等による支援団体(日本女子大学泉会)
*2 桜楓会:日本女子大学の卒業生を主な会員とする同窓会組織(一般社団法人日本女子大学教育文化振興桜楓会)
