多摩市民館ホールに響いたマンドリンの音色

2023.11.21

2023多摩区3大学コンサート ~水と緑と学びのまち~

日本女子大学「マンドリンクラブ」

11月11日(土)、川崎市多摩市民館ホールで、多摩区・3大学連携協議会が主催する「2023多摩区3大学コンサート~水と緑と学びのまち~」が開催されました。主催の多摩区・3大学連携協議会とは、多摩区にゆかりのある専修大学、明治大学、日本女子大学と川崎市(多摩区)が各大学の知的資源・人材を活用して、地域課題の解決に向けた実践的取り組みを協働で行っていくために平成17年12月に協定を締結し、設立されました。
毎年の恒例行事となり、地域住民にも親しまれている本コンサートは、コロナ禍でのオンライン開催もありましたが、今年で19回目の開催となりました。

3大学がジャンルの違う音楽を披露
日本女子大学からはマンドリンクラブが出演

本コンサートへは、各大学から1団体ずつ音楽系の部活やサークルが出演します。今年は、専修大学から「混声合唱団カッパコーラス部」が、明治大学からは「Wind Orchestra」、そして日本女子大学からは「マンドリンクラブ」が参加しました。「マンドリンクラブ」は昨年に続き2年連続の出演です。各サークルともジャンルが違う音楽ですが、それぞれに美しい音色や歌声をホールに響かせ、集まった400名を超える観客を魅了していました。

各大学演奏の様子
各大学演奏の様子

観客を考えた選曲で
全5曲を披露

本学のマンドリンクラブは、19名のメンバーがマンドリン、マンドラ、マンドロンセロ、クラシックギターそしてコントラバスの5つの楽器を手に、全5曲(1.ムーンライト伝説、2.私のお気に入り、3.美女と野獣、4.彼こそが海賊、5.レット・イット・ゴー)を演奏しました。
「ディズニーの曲を中心に、みなさんが知っていて親しみやすい曲を選びました。最後に盛り上がりを作れるように最後の曲はレット・イット・ゴーにしました。大勢の前で楽しく演奏することができました」と話すのは、今回のコンサートリーダーを務めた現代社会学科3年の大高梨奈さん。通常は毎週木曜日に全体練習を行っているそうですが、コンサート前は練習頻度を増やして、当日に臨んだそうです。会場には小さな子ども達の姿もあり、知っている曲の数々に、体を揺らして楽しんでいるようでした。
マンドリンクラブは11月25日(土)にルーテル市ヶ谷ホールにて、第59回定期演奏会を行う予定です。彼女たちの演奏に興味のある方はぜひご参加ください。

それぞれの楽器を手に美しいハーモニーを奏でたマンドリンクラブ
それぞれの楽器を手に美しいハーモニーを奏でたマンドリンクラブ
総合司会の蛯澤彩花さん(写真右、日本文学科4年)と入江侑実さん(写真左、文化学科2年)
今年の総合司会は日本女子大学の蛯澤彩花さん(写真右、日本文学科4年)と入江侑実さん(写真左、文化学科2年)が務めました。「最初は緊張しましたが、途中のクイズ大会でみなさんが盛り上がってくれたので、徐々に楽しんで司会を行うことができました」
演奏終了後、控室で記念撮影
演奏終了後、控室で記念撮影

今後も本学は日本女子大学社会連携教育センターが中心となって多摩区・3大学連携協議会としての取り組みを推進してまいります。