文化学科

文化学科

日本と世界の文化への
豊かな想像力を育む

国境を越える基礎体力となる語学を磨き、異文化理解を深めることで、他者への想像力を豊かにします。その異文化体験から、日本の文化を振り返り、日本への新たな視座も獲得しています。世界とつながる力を得て、グローバルに活躍する人材、文化から未来を創る人材を育てます。

※2023年4月より募集停止(国際文化学部 国際文化学科として新設)

学びの特色

三つのコースで多様な文化を研究する

2年次より、特有の歴史を持つ地域の文化を学ぶ「地域文化コース」、美術や建築、映画など視覚的に表現されたものの背景や意味を学ぶ「視覚文化コース」、日本文化とさまざまな文化圏との関係性を研究する「比較文化コース」に分かれ、人間文化を研究します。

自由度の高いカリキュラムで興味と関心を深める

自由度が高いカリキュラムが本学科の特徴です。二つの外国語履修と卒業研究以外は、各科目群から関心のある授業を選び、独自のカリキュラムを組むことができます。その中で問題意識を深め、3年次からの演習科目で卒業研究へとつなげます。

広がる学びの領域と将来の選択肢

英語で講義を行う「日本学」を2016年度より開講。観光・地域デザイン、文化デザインをワークショップで学ぶ科目も新たに設置しています。学びの領域が大きくなるとともに、将来の選択の幅も広がります。

文化学科の4年間

1年次

文化学の基礎知識を学び語学力も高める

文化学の基本知識と方法論を「文化論」「基礎演習」で学ぶとともに、研究で必要となる外国語にも力を入れています。

2年次

専攻コースを選択して独自の研究テーマを探る

自分の関心に応じたコースを選択します。専門知識を深めながら、「文化学演習Ⅰ」で独自の研究テーマを模索します。

3年次

所属ゼミを決定し専門性の高い科目を履修

ゼミと卒業研究のテーマを決定。「文化学演習Ⅱ」「地域文化研究」など、専門性の高い科目を履修しながら、自らの研究も深めます。

4年次

培った専門性を生かし卒業研究を仕上げる

所属ゼミでの研究も続けながら、専攻コースで培った自らの専門性を生かして、卒業研究にまとめ上げます。

卒業論文のテーマ

授業紹介

基礎演習

トルーマン・カポーティの小説『ティファニーで朝食を』を取り上げ、まずは原典を精読し、映画版、日本語訳、日本のコミック版などを分析してその変容を考察します。文化を流通や変容という側面から、動的なものとして考察する力を養い、さらに自らの考察を客観的・論理的に文章化するためのアカデミック・ライティングの技術も習得します。

卒業後の進路

学生一人ひとりに応じた支援できめ細やかなサポートを実現

日本女子大学が目指しているのは、社会に貢献できる自立した女性を育てることです。
卒業した学生が生涯にわたって個々の力を発揮するために、また、目指している職業に就き、自己実現を果たせるように、就職支援に力を入れています。