日本女子大学の授業—理学部—
2026.03.03
会 期 前期 2026年4月10日(金)~5月 2日(土)
後期 2026年6月 2日(火)~7月30日(木)
開館時間 10:00~16:30(土曜日は12時まで)
閉館日 日・月、祝休日
数物情報科学科と化学生命科学科からなる理学部の歴史は、本学の創立時にさかのぼります。
1901(明治34)年、日本女子大学校は家政学部、国文学部、英文学部の3学部で発足しましたが、すでに自然科学教育に重きを置いた教育学部の創設が検討されていました。そして開校から5年後、教育学部が誕生します。長井長義、後藤牧太、渡瀬庄三郎、服部他之助といった著名な教授陣が指導に当たり、熱心な授業が行われました。しかし女子の自然科学教育は時期尚早であったようで、教育学部は家政学部に吸収され、自然科学の科目は基礎科目として受け継がれていきます。
1948(昭和23)年、新制大学の発足とともに、家政学部の1学科として家政理学科が設置されました。しかし理学部新設を望む声が高まりはじめ、長い議論の末、1992(平成4)年に数物科学科と物質生物科学科をもつ理学部が誕生しました。2022(令和4)年には、数物情報科学科と化学生命科学科へと学科名を変更し、現在に至るまで多くの卒業生を送り出しています。
本展では、創立時の自然科学の授業を紹介するとともに、近年寄贈された資料の一部をご紹介します。
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掛図 明治より昭和にかけて、本学の理科教育で使用された教材
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教育学部の授業「動物実験」 明治末年頃
同時公開 2025年度新収蔵資料
2015(平成27)年に成瀬記念館において「シリーズ“創る”(7)関口裕子染色作品展」を開催した染色家関口裕子氏より、新たに2点の作品をご寄贈いただきました。
1999年制作の「春を待つ」は、右上に描かれた春の訪れを告げるフキノトウが印象深い作品です。2010年制作の「祈り」は、関口氏の代表的な染色技法“いも版”を使った作品で、シチリア島で見たモザイク画を思い出し、いも版で表現されました。
このたびは、この2点の作品のほかに、すでにご寄贈いただいている作品を展示いたします。
学園にお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。
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「春を待つ」1999年 技法:ろうけつ染め
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「祈り」2010年 第16回太平洋展 技法:いも版
