協定・認定大学留学体験談O.S.さん

協定・認定大学留学体験談O.S.さん

文学部史学科2年(留学時)O.S.さん

アンジェ・カトリック大学 / フランス / 2024年度認定大学留学

留学先を選ぶ際に重視したこと

・学内選考の語学要件。
・アンジェ・カトリック大学の語学学校の教育水準の高さ。
・学生が多い大学で、治安が良い町であること。

留学先大学での授業選択で重視したこと

・アンジェ・カトリック大学の語学学校では、レベル毎に語学以外の授業もオプションで履修することができた。そのため、専攻している史学に関する歴史や文化に関する授業を優先的に受講した。
・前期の語学授業は、早くフランス語に慣れるため、会話やリスニングの授業を履修した。後期は、ライティングなど高度で細かな表現をする力をつける授業を履修した。
・フランスの社会や文化を学ぶ授業は、フランスの地理や食事、政治制度などを学ぶことができた。フランスの人々が大切にしていることなどを理解するための基礎知識をつけることに役立った。

留学で得たもの

・語学力が大きく伸びたと感じる。留学当初は買い物をするにも緊張していたが、帰国する頃には日常会話だけでなく、時事や文学、宗教などの複雑な話題もある程度理解できるようになった。一日中、何かしらのフランス語が入ってくる状態にいたことがとても大きかった。
・語学学校には世界中の留学生が集まるのでフランスだけでなく様々な国について知ることができた。同じ授業を受けても理解の仕方が異なることが面白かった。
・世界各国に友人ができたことが嬉しかった。地図上だけの国だった場所が、留学を経てとても身近な存在として認識できるようになった。
・留学を通じて、初めてマイノリティの存在になったことも大きな経験となり、自分の中にも無意識に人を区別して認識していることに気づくことができた。

留学先大学で登録した授業科目

授業科目名
 Langue
概要
 基本的な語学力をつける必修の講義。読解、リスニング、筆記、会話の4技能をバランス良く学ぶ。A1、A2、B1.1、B1.2、B2、C1の6段階のクラスに分かれて授業を受ける。小テスト3回、期末テストの総合点で成績評価を行う。
コメント
 分からない部分は、本当にわかるまで根気強く教えて下さるので、フランス語が飛躍的に上達した。この授業の先生が、担任の先生のようなかたちになるので、生活の中で、困ったことや分からないことがあれば、その相談にも乗ってくれた。
授業科目名
Hisoire de France
概要
 フランスの歴史の概要を学ぶ選択講義。秋学期は、古代から中世の終わり(ローマ帝政~18世紀末)まで、春学期は、中世の終わりから近代(18世紀末~20世紀半)までを扱う。小テスト1回、課題2回、期末テストの総合点で成績評価を行う。
コメント
 フランスの視点から歴史を学ぶことができて、新鮮だった。フランスの人々が、歴史の中で、どの部分を重要視しているのかが、分かる授業だった。授業の中で、大学の書庫にある、日本で出版されたフランス語の本を見たことが印象的だった。
授業科目名
 Étude socio-culture
概要
 フランスの社会制度、文化に関する概要を学ぶ選択講義。フランスの地理、国歌や国のシンボルについて、食事文化、社会保険制度、医療制度などについて学ぶ。小テスト3回、期末テストの総合点で成績評価を行う。
コメント
 フランスについての知識がついて、ラジオやテレビを見て理解するときの助けになった。先生が、授業の初めに「この授業は、皆さんが少しずつフランス人になっていくための授業」と言っていたことが印象的だった。
授業科目名
 Éxpression oral
概要
 フランス語での会話を学ぶ選択講義。授業内でシチュエーションに合わせて会話を行い、定型のフレーズや語彙を習得する。少人数クラスで、学期のはじめに事前予約が必要。小テスト3回、期末テストの総合点で成績評価を行う。
コメント
 会話のリズム感や、定型文を知ることが出来て、よりスムーズなコミュニケーションをとるための授業だった。グループでお店屋さんごっこのようなことをしたことが、一番楽しかった。
授業科目名
 Comprehension oral
  概要
 リスニング力を高めるための選択講義。授業内では、いくつかの音声を聴き、内容を理解する練習を行う。ラジオ放送、ニュース映像、YouTube動画などのコンテンツを扱う。リスニングと同時に、フランス語のリズムを習得する。小テスト3回、期末テストの総合点で成績評価を行う。
  コメント
 ラジオやテレビ、Youtubeや音楽など、さまざまな音源を聴いたことで、リスニング力がついた。また、フランス国内のトレンドを知れたことも良かった。
授業科目名
 Histoire d’art
  概要
 フランスの美術史を学ぶ選択講義。秋学期では古代美術やルネサンス美術などについて、春学期では新古典主義からシュルレアリスム(18世紀末~21世紀)までの美術を扱う。小テスト3回、期末テストの総合点で成績評価を行う。
  コメント
 フランスは、美術館が沢山あって、学生は無料で行けることもあったので、授業で扱った絵を授業後に実際に観に行くこともあって、楽しく学べた。
授業科目名
 Competence Écrit
  概要
 フランス語の読解と記述を習得する選択講義。Langueの授業事にクラスが分かれている。主に本や映画のあらすじを読んだり、自分で書いたり出来るようにする為の練習を行う。課題と期末テストの総合点で成績評価を行う。
  コメント
 効率的な読み方や、記述の方法がわかった。一度読めるようになると、どんどんできることが増えて行くので、勉強の成果を感じられた。グループで、架空の小説を作って、あらすじや書評を書く、という課題がとても面白かった。
授業科目名
 Literature
  概要
 フランス文学を扱う選択講義。上級のB2、C1クラスとの合同授業。18世紀以降の文学について取り上げながら、作者による内面の表現と社会との関係性をテーマに講義を行う。課題と期末テストの総合点で成績評価を行う。
  コメント
 レベルが上のクラスとの合同授業で、わからないことが多かったが、先生が個別で説明してくださることや、分かる人が助けてくれることもあり、ついていけなくて困ったことはなかった。授業の最後にそれぞれ、自分の選ぶ作品でプレゼンテーションを行い、いろいろな国の作品やその評価を知ることが出来たのは、興味深かった。