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目白祭で食物学科3年有志がSGDsを考える

10月15日(土)、16日(日)に開催された目白祭で、食物学科3年生有志チームが「食と健康とSDGs」と題した出展を行いました。

「今回の出展内容を検討するなかで、食物学科として社会に貢献できないかとの話になり、SDGsをテーマに野菜に関して取り上げることにしました」と話すのは、チームリーダーのひとりである松尾真優さん。

出展の準備段階で食物学科の1~3年生116名に対して「食と健康に対する意識調査」を行い、そのアンケート結果からニンジン・トマト・小松菜・カボチャの4つの野菜をテーマに副菜とお菓子のレシピを考え、展示しました。

(写真左)今回の展示のベースとなったアンケート結果を入口で紹介
(写真右)レシピ前には学生が常駐し、丁寧に説明

「食品ロスを削減するためにも野菜を皮ごと使ったり、普段だと捨ててしまうヘタなども活用できるレシピを提案しています。みなさんが調理し慣れていない部分も使うので、調理方法を分かりやすく説明することにこだわりました。各レシピ紹介の横にはSDGs17のゴールうち、どのゴールに対応しているかが分かるようアイコンを記しています。」(松尾さん)


今回作った10個のレシピは、「レシピブック」として冊子にもまとめて配布。また、調理工程を分かりやすく説明した動画も制作して会場で放映するなど、さまざまな形で紹介しています。会場では、レシピの紹介だけでなく、企画のもととなった意識調査に回答できたり、「SDGs×食」に関しての行動宣言を書くエリアがあったりと、来場者も参加し、当事者として考えるきっかけとなる工夫が随所に見られました。

(写真左)大好評だったレシピブック
(写真右)動画でのレシピ紹介も多くの来場者が視聴した

「レシピブックは想像よりも多くの方に手に取っていただき、目白祭の終わりを待たずに配布終了となるほど好評でした。来場された方に『実際に作ってみたい』と言っていただけて、がんばって作った甲斐がありました。今回、アンケートやレシピづくりの他にもポスターや会場の装飾物の準備など、40名ほどのメンバーで準備をしました。授業も忙しい時期だったので、両立させるのは大変でしたが、今回の展示を通して“新しい食の視点”を持っていただけた来場者がとても多かったと感じ、嬉しかったです。」(松尾さん)

(写真左)来場者自身の行動宣言を貼り出せるエリア
(写真右)食と健康に対する意識調査には来場者も参加可能
(写真下)The EAT-Lancet Commissionの提唱する「Food Planet Health」(プラネタリーヘルス食の推進)も意訳して紹介した

今回の有志学生の取り組みに関して、本学食物学科の教授で名誉フードスペシャリストでもある飯田先生からは「以前のようにお菓子や料理の提供はまだできませんが、3年ぶりの対面開催ということで、学生たちの展示に工夫が見られました。それぞれのレシピもおいしくできていたと思います。学生たちにとって良い実践教育・実物教育になったのではないでしょうか」とコメントをいただきました。

今回の展示を考えた中心メンバー