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大解剖!学生団体 ~レインボープロジェクト“シンフォニー”編~

JWU PR アンバサダーによる学生団体紹介シリーズ第2弾

 日本女子大学の学生団体について、より詳しく知ってもらうために企画された「大解剖!学生団体」シリーズ。私たちJWU PRアンバサダーがそれぞれの学生団体にインタビューし、活動内容や今後の展望などをご紹介します!第2弾となる今回は、レインボープロジェクト“シンフォニー”の3名にお話をうかがいました!「セクシュアリティについて考え、学生同士でシェアするきっかけを提供する」ことを目標として掲げる彼女たちの想いとは……?


—インタビューにご協力いただきありがとうございます。PRアンバサダーのかわのです。今日はよろしくお願いします!早速ですが、簡単に自己紹介をお願いします。


武藤:社会福祉学科3年の武藤です。シンフォニーでは広報やポスターなどのデザイン系を担当しています。

 

水口:同じく社会福祉学科3年の水口です。主にメンバー間の連絡係を担当しています。よろしくお願いします!

 

飯田:文化学科3年の飯田です。シンフォニーには入ったばかりですが、イベントの企画に携わっています。先日は学生団体の交流会に参加し、今回の取材のきっかけになりました。

—改めてよろしくお願いします!では、初めにこの団体が発足したのはいつごろか教えてください。


武藤:レインボープロジェクト“シンフォニー”は去年(2021)の春から活動を開始しました。今日のメンバーだと私と水口さんは発足当初から参加していて、その後飯田さんのように途中から加入したメンバーを加えて現在の活動をしています。発足のきっかけは、日本女子大学が2024年からトランスジェンダー学生(女性)の受け入れを決めたことです。それを受け、有志の学生によって結成されました!

 

水口:団体では無意識の偏見や自身のセクシュアリティについて考え直すきっかけを提供することを目指しています。そのために昨年は学内イベントを開催するなど、学生が気軽にセクシュアリティに対する思いや考えを共有する場を作るための取り組みを行いました。また、今後は性別にとらわれない学校づくりの手助けにも力を入れていきたいと思っています。

 

シンフォニーが掲げている4点

・「性やジェンダーについて気軽に語り合える場所」

・「性別やセクシュアリティを問わないコミュニティ」

・「多くの方に興味を持ってもらうきっかけを作る組織」

・「マイノリティの方に寄り添う存在」


—学内イベントの話はまた後ほど語っていただきたいと思います!先に、普段はどのような活動をしているのか、シンフォニーの活動日や活動内容などをお聞きしたいです。

 

飯田:活動は、曜日を固定していませんが週1回、目白キャンパスで行っています。メンバー間でのディスカッションや勉強会、学内イベントの実施などが主な活動です。またトランスジェンダー学生(女性)の受け入れに向けた活動も、ダイバーシティ委員会のサポートを受けて行っています。

 

水口:現在はトランスジェンダー学生(女性)の受け入れに向けてアンケートの実施を予定しています!

 

—なるほど…!普段はディスカッションや勉強会をしているとのことですが、どのような内容なのでしょうか?

武藤:私たちの活動は学内向けのものがメインなのですが、発信する側がジェンダーについて知らないと他の学生に伝えることもできないので、勉強会を行うことで知識を得たり、ディスカッションでメンバーの意見を共有したりしています!

 

飯田:勉強会ではトランスジェンダーそのものについてだけでなく、トランスジェンダー学生(女性)の受け入れに関してなどを学び、理解していくことを目指しています。一言で受け入れといってもその基準をどうするかなど考えさせられることが多いです。

 —メンバー同士で意見交換できる場があるのはいいですね!ここからは、先ほど話題に上がっていたイベントの開催について詳しくうかがいたいと思います。

 

水口:昨年は1129日(月)から123日(金)までの5日間、シンフォニーが企画した学内イベントを行いました!ジェンダーやLGBTに関する10分くらいの動画を参加してくれた学生と一緒に見て、用意したテーマでディスカッションをしました。

 

武藤:広々とした空間の杏彩館を開催場所にすることで、オープンな雰囲気を意識して誰でも参加できるようにしました。また、新型コロナウイルスの影響もあり大学に来ることができない人のためにオンラインからの参加も可能にするなど工夫しています!「自分がLGBTQの人に出会ったときどうするか、どう考えるか」や「今まで女性であるがゆえに起こった出来事について」など、日によってディスカッションのテーマを変えて話し合いました。

 

—実際にイベントを開催してみて、大変だったことや良かったことはありますか?

 

武藤:イベントのポスターや流す動画の作成には時間がかかりました。ほかにも、オンライン配信のための機材などを自分たちで操作する必要があったのでそれは大変でした。

 

水口:オンラインと対面のハイブリット型だからこその苦労や工夫したところがあります。昨年の反省も生かしつつ今年は対面で実施する予定です。良かったことは、多くの学生が参加してくれたことです。期間中に連続で来てくれた人もいて嬉しかったです!ジェンダーやセクシュアリティについて自分も知ることができるし、人にも知ってもらえる機会になったのでイベントをやって良かったと思います!

 

飯田:私はそのイベントがきっかけでシンフォニーの存在を知って、ずっとジェンダーに関心があったこともあり、シンフォニーに加入することを決めました!今までこうしたトピックについて関心のある人同士で話す機会がなかったので、語り合える場に感謝しています。

 —今年もイベントを開催予定とのことでしたが、現時点で決まっていることがあれば教えてほしいです!

 

武藤:イベントは今後も年に1回は開催したいと思っています。今年は「トランスジェンダー」にフォーカスした内容にしようと考えていて、そのために10月に学内アンケートを実施予定です。学生、特に1・2年生がトランスジェンダー学生(女性)の受け入れについてどう考えているのか、現状を知ろうということで作成しています!

 

水口:ジャスミンナビなどでお知らせすると思うのでみなさんご協力お願いします!また、パンフレットを作成して開催するイベントで配布できるよう準備を進めています。

 

—学内アンケートの実施とパンフレット作成を踏まえてイベントを開催するということですね!今年のイベントも楽しみですね!最後になりますが、今後の展望を教えてください。

  

飯田:今年度からシンフォニーでは「diversity(多様性)」「with(共に)」「action(行動)」という3つのキーワードを活動の軸として掲げています。今後はイベントだけでなく、トランスジェンダー学生(女性)受け入れに向けての情報発信により一層力を入れていきたいです。発足して間もない団体なので、活動に賛同してくれるメンバーも増やせたらと思っています。作成中のパンフレットにメールアドレスを記載しているのでお気軽にご連絡ください!

 

水口:女性が抱える問題についても取り組みたいです。ゆくゆくはもっと視野を広げてさまざまな問題を扱えたらと思っています!

 

—本日はお時間をいただきありがとうございました!私自身も改めてジェンダーについて考える機会になりました。今後の活動も楽しみにしています!

 

シンフォニーについて知ると同時に、皆さんが少しでもセクシュアリティやジェンダーなどを考えるきっかけになれば幸いです。開催予定のイベント情報も順次発表されるようです。お楽しみに!

レインボープロジェクト“シンフォニー”基本情報

「セクシュアリティについて考え、学生同士でシェアするきっかけを提供する」ことを目標として掲げる学生団体

発足:2021年春
活動日時:週1回
活動場所:百年館低層棟 
名前の由来:レインボーはそれぞれの色が輝いている虹は、よく見るとグラデーションにもなっていて繋がりを感じられるという点から。シンフォニーは色々な要素が集まって効果を出すという意味から、お互いがお互いを刺激し合いより良い効果を生み出す大学を目指して、メンバーによって命名。

文/JWU PRアンバサダー 川野夏実、写真/JWU PRアンバサダー 井上捺稀