スウェーデン海外研修
-SDGs in Sweden-

スウェーデン海外研修
-SDGs in Sweden-

研修概要

スウェーデンはSDGsの達成率が世界で最も高い国の一つです。高福祉高負担の国として知られ、次世代を担う子どもを育てる環境が整備されていることなどが知られています。この研修では、教育機関(就学前学校、義務教育である就学前学級や基礎学校、高等学校、大学)や行政機関を訪問し、スウェーデンの現状について学ぶことができます。
また、研修実施期間だけでなく事前指導の段階から、保育、教育、環境化学を専門とする専任教員により、スウェーデンに関する専門的な知見を得ることができるのも、この研修の魅力です。
全学に開かれた研修ですので、学科・学年を問わずご参加いただけます。外国に行ったことがない方、英語に自信がない方も安心してご参加いただけます。きっと大きな成長を実感することができるでしょう。

研修地

スウェーデン王国ストックホルム市・ウプサラ市(ウプサラ大学等)

実施時期

夏季休暇中

日数

9日間

単位認定

なし

学科

限定なし

研修費用の目安

¥453,000

※上記は2025年度の情報です。年度により変わることがあります。

教員から

スウェーデン研修の魅力は、日本という国を離れてみることによって、日本を客観的に見て、考えられるようになることかと思います。参加する学生さんの興味の対象は、教育、福祉、環境、建築、自然と様々ですが、研修を通して、多角的な視点で社会を見ることが出来るように、事前学習会や研修でサポートしていきたいと思っています。

参加学生から

スウェーデンで特に印象に残ったのは、「道が平坦で歩きやすいこと」「街中にゴミ箱が多く設置されていること」「ジェンダーレストイレの多さ」の3点です。座学でスウェーデンについて学んでいたものの、実際に現地を訪れ、自分の目で日本との違いや「福祉国家」と呼ばれるスウェーデンの姿を体感できたことは、何より大きな学びとなりました。
また、今回のプログラムには学習意欲の高い学生が多く参加していたため、現地では質問が絶えず、予定が押してしまう場面もありました。
それだけスウェーデンには興味深いことが多く、学びたい気持ちをどんどん引き出してくれる国だと感じました。
他学科の学生とも協力し合いながら学んだことで、最終日には自然とみんなの気持ちが一つになっていました。
スウェーデンに少しでも興味のある方にはとてもオススメしたいプログラムです。 (2025年度夏季休暇研修参加者Aさんより)

本学の協定大学であるウプサラ大学では日本文化や日本女子大学について発表し、日本での留学経験やこれから予定のある学生と意見交換を行ったことが印象的でした。
また、「Sweden, in terms of SDGs」の授業で学んだ内容を基に現地調査を行い大学ではポスターセッションという形で発表しました。
現地の学生や先生方からフェードバックをもらい、自国と比較することで授業では得られない知識を深めることができ、これは私にとって大きな経験となりました。就学前学校の訪問では子ども主体の教育や施設の工夫を見学させていただき、より発展的な学習ができたことが特に心に残っています。
研修外でも街並みや文化に触れ、スウェーデンを体感できたのも魅力でした。
全体を通してとても充実した研修であり、これからスウェーデン留学を考えている人、教育に関心がある人、また「Sweden, in terms of SDGs」の授業をより実習的に学びたい人にはぜひおすすめしたいと思います。
(2025年度夏季休暇研修参加者Bさんより)