【卒業生インタビュー】「挑戦」は人生を豊かにする!

2024.06.17

アクセンチュア株式会社 阿部花さん(文学部英文学科2021年卒)

こんにちは。JWU PR アンバサダーです。今回は、株式会社アクセンチュアでビジネスコンサルタントとしてご活躍されている阿部花さんに本学までお越しいただき、現在のお仕事のこと、学生時代に熱中したことなど、いろいろとお話を聞かせていただきました。

自分らしく輝ける場所、日本女子大学

高校時代、女子高で学んでいた私にとって、高校時代に経験した女性たちが自分のやりたいことを全力で取り組める環境に魅力を感じていました。そのため、日本女子大学に進学を決め、語学に興味があったことと、そして英語は社会に出たとき役に立つであろうと考えたことから、文学部英文学科を選びました。
大学では、先生方や友人たちから背中を押していただき、4年間好きなことに熱中し、自分らしく過ごすことができました。少し恥ずかしいのですが、3年次の目白祭では「日本女子大学コンテスト」にも挑戦しました。日本女子大学のコンテストは外見ではなく、「自分はこういう女性だ」ということを表明する場だったからです。コンテストは、自身のアピールポイントはどこなのか、周りから自分はどのように見えているのかを改めて考える良い機会になりました。

学生時代に夢中になったドイツ語

私は英文学科の所属でしたが、学生時代にとくに夢中になったのは、第2外国語で選択したドイツ語です。ドイツ語の授業を担当していただいたポーランド人の先生のおかげでドイツ語の面白さに目覚め、入門、初級、中級そして上級の授業を2回受講しました。
また、ドイツ語技能検定2級も取得し、2年次にはドイツの大学へ海外短期研修に行き、現地でドイツの文化についても学びました。ポーランド人の先生とは、プライベートでも家族ぐるみでお会いするほど仲良くなりました。すばらしい先生に出会えたこと、私の興味のあることへの学修を応援してくれる環境があったこと、日本女子大学で学べて本当によかったと感じています。

総合コンサルティングファーム、アクセンチュアでの仕事

私はアクセンチュアでビジネスコンサルタントとして働いています。
アクセンチュアは、コンサルティング業界の中でも総合コンサルティングファームとして、さまざまな分野や産業に対して経営戦略から人材・育成管理、IT分野まであらゆるコンサルティングを提供し、さらに保守運用までを行っています。また、グローバル企業のため、海外とのやり取りも多く、さまざまなことに挑戦できる環境であると思い、入社を決意しました。
入社してから現在まで、お客様である銀行とアプリ開発に関するプロジェクトに携わり続けています。一例ではありますが、お客様からアプリの追加機能に関する要望があった際に、仕様の提案やシステム開発、リリースまでを行ったり、システムに障害が発生した際の対応方法を提案したりと、多岐にわたる運用と保守の業務をチームで行っています。
現在は15人ほどのチームで動いていますが、メンバー中には、日本人の他にも中国やインド、フィリピンなどさまざまな国籍の方がいるため、考え方や価値観が異なる環境の中で、それぞれスペシャリティ(専門性)を持っている同僚に日々刺激を受けながら仕事をしています。一方で、多様なバックボーンを持っているからこそ、お互いの考えの違いから意見が食い違うこともありますが、違いを認め合いながら、同じゴールを目指してプロジェクトを推進させ、お客様から感謝されたときに、仕事のやりがいを感じています。

今も大切にしているチャレンジ精神

2年間、同じプロジェクトに携わっていますが、その中でも仕様の策定や、開発・プログラミング、テストなど、自分からも積極的に手を挙げて、さまざまな業務に関わらせていただいています。もともとプログラミングなどITスキルに詳しいわけではありませんが、日々勉強し、分からないことは周りの方々に教えてもらい、多様な業務に臆せずに取り組むことを心掛けています。
人生を豊かにするためにも5年後、10年後もチャレンジしつづけ、自身自分のスペシャリティ(専門性)や強みを見つけることが今の目標です。

インド出身の同僚と英語で打ち合わせをする阿部さん
インド出身の同僚と英語で打ち合わせをする阿部さん

日本女子大学の学生へ

大学生の時期は勉強や趣味、アルバイトなど、興味があることに没頭できる期間です。自分がやってみたいことには全力で挑戦してみることをおすすめします。私は大学時代にさまざまなことに取り組んだ経験が、今も新しい領域にチャレンジし続ける原動力になっていると思います。
そして、学生時代に出会えた友人をぜひ大切にしてほしいです。学生時代の友人は、社会人になっても、お互いの夢を応援し合えるかけがえのない存在であり続けるからです。

プロフィール
阿部 花 あべ はな

大学から本学で学び、2021年3月に文学部英文学科を卒業。同年6月よりアクセンチュア株式会社に入社。ビジネスコンサルタントとして、活躍中。

interviewを終えて

インタビューをしながら、阿部さんの明るさと情熱が伝わってきました。常に新しいことに挑戦されてきた阿部さんのお話を聞いて、これからの大学生活も多くのことに挑戦して過ごしていきたいと感じました。
(JWU PR アンバサダー/国際文化学部 国際文化学科2年 石橋 芳枝)