高知県高岡郡梼原町との協定締結記念イベントを開催
2023.08.30
高知県高岡郡梼原町と日本女子大学は、2023年4月に「相互協力に関する協定」を締結しました。
今後、本学の学生が梼原町を訪れ、現地の文化や自然に触れながら学修する機会が設けられるほか、地元の子どもたちに本学の学びをお伝えするなど、交流を進めていきます。
8月4日(金)、協定の締結を記念したイベントが梼原町にある「ゆすはら座」で行われ、篠原学長や社会連携教育センター所長の横井教授をはじめ本学教職員が参加しました。
イベントでは、梼原町の伝統芸能である津野山神楽が披露されたほか、本学の卒業生で史上初の女性狂言師の和泉淳子氏とそのご令妹の十世 三宅藤九郎氏にもご出席いただき、お祝いの言葉をいただきました。
イベント内で篠原学長は「今回の協定締結を大変嬉しく思っております。梼原町は豊かな自然に囲まれているだけでなく、ゆすはら座や先ほど披露いただいた津野山神楽など、素晴らしい伝統文化を持っています。
そうした環境は、本学の学生にとって多くの学びをいただける場所でありますし、学生が訪れることで、梼原町の環境に刺激を与えることができたらと思っております」と挨拶をしました。
梼原町の吉田尚人町長からは「お互いの持つ人的資源、物的資源そして知的資源を相互に活用することにより地域社会、研究、教育、産業の振興に貢献することを目的として相互協力を行っていきます。梼原町は小中一貫校の梼原学園と県立梼原高校までの18年間を通して『つなげて、つづけて、強くする』を合言葉に子どもたちが自分の才能やアイデンティティに目覚め、学ぶ力を身につける教育に取り組んでいるところです。
そして、それらによって自分の人生の選択肢を増やし、進路を選び、自分の夢に向かって進んでくれることを願っています。
今回、日本女子大学と協定を締結することにより、様々な形で大学生がこの町を訪れ、合宿や研究に取り組んでいただくなかで、町内の子どもたちが大学生を身近に感じ、学ぶことの意義や目的、楽しさに気づいてくれることで、自分の未来を切り開いていくきっかけになることを願っています」とお言葉をいただきました。
今後、梼原町と日本女子大学はさまざまなプログラムを通して交流を進めてまいります。