【社会連携】学生30名以上が運営協力 第21回 多摩ふれあいまつり
2022.07.11
第21回 多摩ふれあいまつり
6月19日(日)、多摩市民館で開催された「第21回多摩ふれあいまつり~バリアフリー あなたとわたしとこの街と~」に、本学の社会連携教育センターおよび社会福祉学科の黒岩亮子准教授と同学科の学生、日本女子大学箏曲研究会が協力しました。
今回の連携は、2011年に締結した「学校法人日本女子大学と川崎市との連携・協力に関する基本協定書」が元となっています。
本イベントは、区内の福祉活動グループや福祉に関心のある人たちが「共に生きる地域づくり」を目指す姿勢をひろく伝えることを目的として実施されました。会場では、パラリンピック競技でもあるボッチャの体験やユニバーサルファッションの展示などが行われ、黒岩准教授の音頭のもと、社会福祉学科の有志学生が当日運営に従事し、うち6名の学生はイベント全体の実行委員も務めました。
また、メイン会場となる大ホールでは、日本女子大学箏曲研究会による琴演奏も行われ、イベントに華を添えました。
「多摩ふれあいまつりには、私が多摩区社会福祉協議会に関わらせて頂いたご縁で、第5回目ごろから学生が実行委員やボランティアとして参加させて頂いています。忍者姿となった学生がスタンプラリーを担当し、来場者とふれあうという『伝統』も引き継ぎつつ、毎年新しい発見もさせて頂いています。とくに今年は、2,3年生の運営委員が半年以上かけて準備をし、4月には新入生にボランティアの声かけをするなどした結果、例年以上に多くの参加がありました。初めてボランティアをする学生もいましたが、いきいきと楽しそうに活動する姿が印象的でした。また、筝曲研究会の演奏では子どもからご高齢の方まで多くの方が琴の音色を楽しんでくださり、筝曲研究会OGとしても嬉しく感じました。地域で活動する方、当事者の方、住民の方との出会いが、これからの学生の学びや活動に生かされると思います。改めまして地域の皆さまに御礼申し上げます。」(黒岩准教授)
「実行委員は、多摩区の福祉に関わるさまざまな団体の方々や社会福祉協議会の方、区職員の方と共におまつりの本番に向けて話し合いを重ねてきました。地域の方々と直接コミュニケーションを取るのはなかなかない経験で、非常に勉強になりました。当日も多くの市民の方が参加してくださり素敵なおまつりとなりました。たくさんの人と協働して作り上げたおまつりは大切な思い出です。」(実行委員/社会福祉学科2年)
今後も日本女子大学では、地域や企業と連携し、学生の学びを深めていく取り組みを進めてまいります。