【学生インタビュー】College Creative Jam 2021優勝チームインタビュー
2021.12.02
【学生インタビュー】College Creative Jam 2021優勝チームインタビュー
家政学部家政経済学科 3年 小沢 早紀さん、嘉山 絵美さん、宮嶋 文子さん
College Creative Jam 2021とは
アドビ株式会社が主催する、モバイルソリューションで社会課題解決を目指す大学生向けコンペティション。自分たちが見つけた課題解決策のモバイルプロトタイプをAdobe XD(アドビのソフトウェア)で制作することがゴールとなる。
【審査員を務めるパタゴニア日本支社が学生に提示した課題】
「リジェネラティブ・オーガニック(RO)農法(※)を支持し賛同する、日本の農業者を増やすモバイルソリューションの作成」
(※)リジェネラティブ・オーガニック(RO)農法
「環境再生型農業」とも呼ばれる。農地の土壌をただ健康的に保つのではなく、土壌を修復・改善しながら自然環境の回復に繋げることを目指す農業の総称として使われる。
土壌が健康であれば多くの炭素を吸収(隔離)するため、リジェネラティブ・オーガニック(RO)農法は気候変動を抑制するのに有用な方法だとも考えられている。
チーム名:ラタトュイユ
小沢 早紀(おざわ さき)さん/嘉山 絵美(かやま えみ)さん/宮嶋 文子(みやじま あやこ)さん
小沢 早紀(おざわ さき)さん/嘉山 絵美(かやま えみ)さん/宮嶋 文子(みやじま あやこ)さん
ラタトュイユの優勝作品
新規就農者の農地取得をサポート「Norch(ノーチ)」
農地を買いたい・借りたい人と売りたい・貸したい人をつなげ、新しく農業を始めたい人が簡単に農地を手に入れられるようにする。
新しく農業を始めたい人が農地を取得するためのハードルの高さに着目し、参入障壁を低くすることで、実家が農家でなければ農家になりにくい現状を改善する課題解決型アプリ。
新規就農者の農地取得をサポート「Norch(ノーチ)」
農地を買いたい・借りたい人と売りたい・貸したい人をつなげ、新しく農業を始めたい人が簡単に農地を手に入れられるようにする。
新しく農業を始めたい人が農地を取得するためのハードルの高さに着目し、参入障壁を低くすることで、実家が農家でなければ農家になりにくい現状を改善する課題解決型アプリ。
College Creative Jam 2021で、見事優勝に輝いたチームラタトュイユのメンバーにインタビューを行い、優勝の裏側にある秘話と、彼女たちのブレないポリシーに迫りました。
三人の興味が偶然に一致。顔見知りから、ともに戦うチームに。
———このたびは1位の受賞、おめでとうございます!
一同:ありがとうございます!
——— プロトタイプの作品を拝見しましたが、視点が非常に興味深く、アプリのデザインもとても分かりやすいと感じました。今日は全員集合してくださったので、作品ができるまでの裏側をゆっくりと聞かせていただきたいと思います。
まず、どのようにこのコンペを知り、応募することになったのでしょうか。
嘉山さん:manaba(学内学習管理システム)に掲載されている告知を見て興味を持ったため、先生に話を聞きに行きました。その時に、ちょうど同じように興味を持って聞きに来ていた小沢さんと宮嶋さんがいて(笑)。二人以上のチームでの応募が必須なので、そこで自然と一緒にやろう!となり、すんなりチームができました。
小沢さん:実は私はAdobe XDのことを知らなかったのですが、去年は新しいコミュニティーに挑戦できる機会がなかったため、せっかくなので何か外に発信できる取り組みをしたいと思って応募しました。
宮嶋さん:私もAdobe XDのことは知りませんでした。単純に課題解決となるサービスを考えることが好きだったことから、挑戦してみようと思いました。
嘉山さん:私はAdobe XDが使えることにも興味がありました。二人については同じゼミに所属しているため、顔見知りではありましたが、いつメン(いつも一緒にいるメンバー)ではなかったので、今回初めてガッツリと絡めて楽しかったです(笑)。
——— 目的が一緒だと良い関係性ができそうですね。そういえば、チーム名の「ラタトュイユ」がすごくかわいいなと思ったのですが、どんな由来なのでしょうか。
小沢さん:みんなで案を出し合っている中で、私が提案した名前です。ラタトュイユという料理は、色々な野菜を一緒に煮込むことで一つの料理になることから、私たちの個性が一つとなって何かができる、というところが共通点かなって(笑)。
嘉山さん:聞いたときにグッときて「それでいこう!」ということになりました(笑)。
——— 響きもかわいい上に、今回の課題にもとても合っている気がします。
一同:ありがとうございます!
——— プロトタイプの作品を拝見しましたが、視点が非常に興味深く、アプリのデザインもとても分かりやすいと感じました。今日は全員集合してくださったので、作品ができるまでの裏側をゆっくりと聞かせていただきたいと思います。
まず、どのようにこのコンペを知り、応募することになったのでしょうか。
嘉山さん:manaba(学内学習管理システム)に掲載されている告知を見て興味を持ったため、先生に話を聞きに行きました。その時に、ちょうど同じように興味を持って聞きに来ていた小沢さんと宮嶋さんがいて(笑)。二人以上のチームでの応募が必須なので、そこで自然と一緒にやろう!となり、すんなりチームができました。
小沢さん:実は私はAdobe XDのことを知らなかったのですが、去年は新しいコミュニティーに挑戦できる機会がなかったため、せっかくなので何か外に発信できる取り組みをしたいと思って応募しました。
宮嶋さん:私もAdobe XDのことは知りませんでした。単純に課題解決となるサービスを考えることが好きだったことから、挑戦してみようと思いました。
嘉山さん:私はAdobe XDが使えることにも興味がありました。二人については同じゼミに所属しているため、顔見知りではありましたが、いつメン(いつも一緒にいるメンバー)ではなかったので、今回初めてガッツリと絡めて楽しかったです(笑)。
——— 目的が一緒だと良い関係性ができそうですね。そういえば、チーム名の「ラタトュイユ」がすごくかわいいなと思ったのですが、どんな由来なのでしょうか。
小沢さん:みんなで案を出し合っている中で、私が提案した名前です。ラタトュイユという料理は、色々な野菜を一緒に煮込むことで一つの料理になることから、私たちの個性が一つとなって何かができる、というところが共通点かなって(笑)。
嘉山さん:聞いたときにグッときて「それでいこう!」ということになりました(笑)。
——— 響きもかわいい上に、今回の課題にもとても合っている気がします。
優勝を手繰り寄せた100枚の付箋
——— 今回の作品「Norch」の完成度をお見受けするに、大変な制作プロセスがあったのではないかと思いました。「Norch」はどのように出来たのでしょうか。また、Adobe XDを初めて使う小沢さんと宮嶋さんは慣れるまで大変ではなかったですか。
宮嶋さん:コンペに入る前に「XD Training Camp」というXDの使い方を学べる機会があったので助かりました。それでも最初は何も分からなかったので、てんやわんやでしたよ(笑)。
嘉山さん:企画に入る前のリサーチフェーズでは色々なことを調べました。一言では説明できないくらいです!
宮嶋さん:特に有機農家を増やすための調査には時間をかけました。
アイデアを出し合って決める道中には結構な紆余曲折がありましたね。
嘉山さん:私たちはGoogleジャムボードというオンラインの付箋ツールを使い、とにかくアイデアを付箋に書いて残していきました。
リジェネラティブ・オーガニックとは何か、有機農家とは何か、農家の現状など、調べたことや、自分たちの農業体験を思い出して書いたり、家族にヒアリングしたことを書き留めたりしました。ある程度の認識ができたところで、次はかけ算してアイデアを作っていこうと。
まずはアイデアをブレストしていって、次にそれが実現可能かどうかを考えました。
最終的に「Norch」のアイデアに行きついて、その後、必要な機能を決めていきました。
宮嶋さん:コンペに入る前に「XD Training Camp」というXDの使い方を学べる機会があったので助かりました。それでも最初は何も分からなかったので、てんやわんやでしたよ(笑)。
嘉山さん:企画に入る前のリサーチフェーズでは色々なことを調べました。一言では説明できないくらいです!
宮嶋さん:特に有機農家を増やすための調査には時間をかけました。
アイデアを出し合って決める道中には結構な紆余曲折がありましたね。
嘉山さん:私たちはGoogleジャムボードというオンラインの付箋ツールを使い、とにかくアイデアを付箋に書いて残していきました。
リジェネラティブ・オーガニックとは何か、有機農家とは何か、農家の現状など、調べたことや、自分たちの農業体験を思い出して書いたり、家族にヒアリングしたことを書き留めたりしました。ある程度の認識ができたところで、次はかけ算してアイデアを作っていこうと。
まずはアイデアをブレストしていって、次にそれが実現可能かどうかを考えました。
最終的に「Norch」のアイデアに行きついて、その後、必要な機能を決めていきました。
——— 大変な作業ですね。そこまで到達するのにどのくらいの時間がかかったのでしょうか。
小沢さん:実際の作業は2週間くらいです。オンライン会議は週2回で、1回3〜4時間かけていました。会議の時に、次にどのようなことを調べてくるかを決めて、次の会議に持ち寄り、その次にどうするかを決めました。それとは別に個人で調査する作業もこなしていました。
嘉山さん:出たアイデアに対して「これは課題解決をしているか?」という疑問に毎回立ち返り、解決していないものは容赦無く捨てていく、そんな振り切った方法を取りました。
小沢さん:実際の作業は2週間くらいです。オンライン会議は週2回で、1回3〜4時間かけていました。会議の時に、次にどのようなことを調べてくるかを決めて、次の会議に持ち寄り、その次にどうするかを決めました。それとは別に個人で調査する作業もこなしていました。
嘉山さん:出たアイデアに対して「これは課題解決をしているか?」という疑問に毎回立ち返り、解決していないものは容赦無く捨てていく、そんな振り切った方法を取りました。
——— みなさんの「課題解決」というポリシーが全くブレない!
小沢さん:いやいや、色々失敗はありましたよ(笑)。
中間時点で第一アイデアを提出してフィードバックをいただく機会があったのですが、そこで出したアイデアに対して、審査員の方に「課題解決していない」と言われ、私たちも反省したんです。
小沢さん:いやいや、色々失敗はありましたよ(笑)。
中間時点で第一アイデアを提出してフィードバックをいただく機会があったのですが、そこで出したアイデアに対して、審査員の方に「課題解決していない」と言われ、私たちも反省したんです。
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