史学専攻 修士論文/博士論文
史学専攻 修士論文/博士論文
修士論文題目
2022年
●ラシーヌ『アンドロマック』における女性の表象—古典古代作品との比較を通じて—
●各国東インド会社活動期における公的貿易業者と民間貿易業者 —「茶」の取引を中心に—
●貴族社会における星供とその勤修—十世紀から十五世紀を対象に—
●日本中世社会における意思決定について
●エスペラントの思想的・言語的可能性の史的批判 —人工言語運動における理論と実践のアポリアおよびその思想的・学問的背景の分析を論拠として—
●中世における将軍家と八幡宮—六条八幡宮を中心に—
●中世八幡信仰と豊臣秀吉の「新八幡」構想
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▼過年度
<2021年>
●太元帥法 —相承と歴史的変遷—
●日本中世における紛失状の作成と文書紛失
●中世の裁判における判断方法と在地慣習法 ─湯起請の分析を通して─
●1930年代から40年代の華中地域における慰安所と中国人 —『申報』の報道を中心に—
●ドーノワ夫人とMémoires de la Cour d'Espagne ─なぜスペインに関する回想録を執筆したのか、彼女の生涯における回想録の意義
●徳川秀忠政権下の「奥」と寺社 —江姫を通して—
<2020年>
●中世金剛寺の寺内組織とその役割 —学頭を主題として—
●取次行為からみる豊臣政権の権力構造 —主に島津氏を通して—
●近世後期の対外政策と幕臣 —遠山景晋の意見書の検討から—
●『古小説鈎沈』、『中国小説史略』における小説史観及び魏晋南北朝時代の志怪小説が魯迅に与えた影響
<2019年度>
●リヴィングストンとイギリス帝国 —1867年と1874年の新聞報道を事例に—
●フランス革命期の王妃マリー=アントワネットの表象について —宮廷関係者の回想録より—
●中世東寺における年預の人選と文書管理
●魏晋南北朝志怪小説が魯迅に与える影響
●中世醍醐寺の下級僧侶 —「堂衆」と「下僧」を中心に—
●オリジナルとコピー —19世紀フランスにおける複製判例を中心に—
<2018年度>
●オットー・ハインリヒ・フッガーと帝国都市アウクスブルク —三十年戦争期における都市の危機と宗教的寛容
●戦間期フランスの農業分野におけるポーランド人女性移民に関する考察
●1910~1930年における日本海軍航空戦力の形成と山本英輔
●近世の郵便制度をめぐる都市と帝国の関係 —帝国都市フランクフルトを中心に
●南北朝時代における地方武士の動向とその待遇 —播磨国を通して—
●中世における真言宗の付法とその実態 —おもに陸奥国を通して—
●近世における三宝院門跡 —房演の正徳年中訴訟を通して—
●中世東寺長者の末寺支配
●ホロコースト後のユダヤ人の動向 —イスラエル社会内のホロコースト観の変遷—
<2017年度>
●興山上人応其と「木食内衆」に関する一考察
●中世同朋衆の変遷と再検討
●幕末期薩摩藩の軍事政策の展開 —島津斉彬の家臣を中心に—
●中世醍醐寺の法流相承 —三宝院・報恩院・理性院を中心に—
●中世後期ハンザ=イングランド抗争におけるケルンの対外関係 —毛織物産業と参事会の動向を通じて—
●東大寺二月堂修二会と講社
<2016年度>
●陳寿『三国志 呉志』の史料的性格について
●中世における唱導文化の形成と発展 —尊勝院弁暁を中心に—
●若きゲーテにおける「個人の為の宗教」の形成 —スピノザ受容の側面からの考察
●近世初期における米沢藩の家臣団編成 —原方衆を中心に—
●切音字運動における清末知識人の言語意識-標準音制定をめぐって
●江戸後期の横浜近郊村における世帯のあり方 —天保期の鶴見村を中心に—
●成瀬仁蔵の〈主行主義〉と〈帰一〉思想
●レバノンのパレスチナ解放運動 —難民キャンプにおける動員と参加から—
●民間航空会社における女性客室乗務員の変遷 —戦前から戦後へ—
<2015年度>
●燕雲十六州の軍事的機能と遼宋対立
●江戸後期における庶民剣術の隆盛 —新流・他流試合・農兵—
●不動産台帳から見た1455年のイスタンブル —メフメト2世による帝都復興過程の検討—
●分類された「混血集団」—英領インドにおける国勢調査から—
●『鷹見泉石日記』に見る海外情報 —鷹見泉石が入手した一九世紀前期のロシア情報の伝達と受容—
●初期神奈川県と大江卓
●明治初期の千葉県における小学校教育の近代化 —教則と教員養成の実態—
●イングランド産業革命期の表象としての児童労働 —「煙突掃除の少年」を対象に
●戦時下日本における通信社の構造とその活動 —「カメラマン」の所属を中心に—
●雑賀衆の渡海について
●九条兼実と法然
<2014年度>
●1970年代西ドイツにおける「新しい女性運動」の展開についての一考察
●平安時代における新羅元暁教学の受容
●日本統治下の朝鮮における民立大学設立運動の再検討
●修法と「秘号」 —五大虚空蔵法を通して—
●速水堅曹と日本製糸業構想
<2013年度>
●明恵と涅槃会 —『四座講式』にみる明恵の思想と涅槃会の変遷
●12世紀ラングドック地方におけるカストルム保有を巡る諸問題 —南仏大戦争下のトランカヴェル家と共同領主の関係を中心に
●18世紀の女性像からみたマリー・アントワネット
●鶴見川堤工事事件からみる江戸時代の裁判
●イタリア人意識の形成とイタリア料理 —ペッレグリーノ・アルトゥージの料理書を通じて
●ジョン・ガウアーの詩作に見るリチャード二世とヘンリー四世
<2012年度>
●中村八大夫知剛にみる江戸後期代官の農政への関わり方について
●フランス共同体とアフリカ独立 —フランス共同体執行会議を通して—
<2011年度>
●埼玉県知事西村実造と戦後埼玉県の食料政策
●19世紀ドイツの障害児教育 —プロイセンのろう児教育を事例に—
●良遍の遁世と修学
●中世鑁阿寺の組織と経営
●明治初期横浜における女性宣教師と女子教育 —メアリー・P・プラインの活動を通して—
●近代オーストリアの料理書とトルテ —絶対主義の時代から三月前期まで—
<2010年度>
●17世紀オランダ干拓技術の発展と影響
●越後国新発田藩十代当主溝口健斎の「海防意見書」に見る近世後期の対外観
●「医心方」にみる平安貴族女性の化粧 —素肌観に注目してー
<2009年度>
●中世東大寺における大勧進職とその造営活動
●中世における寺院文書の管理 —鰐淵寺文書を通して—
●近世後期における製茶流通 —駿遠茶一件を中心として—
●博愛社の設立と特徴 —明治十年から二十年代にかけて
●イギリスにおけるムスリム・コミュニティ —エスニック・マイノリティから「ブリティッシュ・ムスリムへ」—
●ルターから見た神聖ローマ帝国の皇帝観
<2008年度>
●1867年パリ国際博覧会にみる「日本」
●ロンドン同時爆破事件の背景 —パキスタン系移民を中心として—
●唐の「国際性」と蕃将 —阿史那忠墓誌の分析を中心に—
"●日本戦争初期における参謀本部の立案態勢
—戦争指導課(班)の不拡大方針の提唱から破綻まで—"
●幕末維新期における草奔運動 —赤報隊幹部渋谷総司を巡る情報と人脈—
●中世伊予国における忽那氏の消長
<2007年度>
●敗戦直前期における国民の厭戦感と空襲情報
●明治期における共進会政策の展開
●中世「禅宗」の形成 —勅号を通して—
●中世における「阿蘇山」の宗教的機能
●鎌倉時代における胎内納入とその意識
●19世紀半ばのイギリスにおけるアイルランド移民
●南宋臨安の西湖 —皇帝と民衆、共有の「水」—
●近代ヨーロッパの絨毯研究にみる東洋の絨毯の受容
<2006年度>
●「下野国高田専修寺」の中興
●中世法隆寺の法会と教学
●中世法華寺院の洛中支配
●春日講式の機能論的研究
●近代における埼玉甘藷の流通と同業組合
●明治前期における養蚕業政策の展開
●武蔵国北部における神仏分離の展開
●壬辰丁酉倭乱における被擄人と刷還業務
●北魏時代の太僕卿と馬政
●テオドシウス帝の宗教政策 —ローマ帝国におけるキリスト教の国教化について—
●19世紀のプロイセンにおける民衆学校の枠外の女子のための教育 —教育制度に見るプロイセン教育省の教育方針—
<2005年度>
●中国西北における「回民」としての馬氏勢力の位置付け
●茶会記の史料学的研究
●チェファル大聖堂に関する一考察 —ロゲリウス2世時代制作のモザイク装飾とその背景について—
●宿駅制崩壊における飯盛女の動向について —品川・川崎・神奈川宿を中心に—
●統一ドイツの歴史教科書に見る東西融合への努力 —「心の壁」の崩壊をめざして—
●日清日露戦後千葉県山武郡における学校誘致問題
<2004年度>
●法然消息の史料的研究
●中世真言密教における舎利 —請雨経法を通して—
●光格譲位仁孝即位に見る朝幕関係 —文化十四年『山科忠言卿伝奏記』の分析を中心に
●近世都市アウクスブルクのエリートたち —その身分的上昇をめぐって—
●大田牛一著「信長記」編纂の一考察
●カスティリオーネの『宮廷人』に見るルネサンス期の思想と現実
●パリのノートル・ダム大聖堂19世紀の改修 —修復建築家ヴィオレ・ル・デュクがもたらしたもの—
●明治初期における外国人内地旅行問題
●近世後期の大名家における婚姻 —松平容敬と節姫の事例を通して—
<2003年度>
●中世武家社会における「仮名文書」について
●鉄道敷設と兵営誘致 —山形県甲府市の場合—
●フランス第三共和政前期初等公教育における衛生教育
●「外地」における大衆雑誌『キング』 —台湾・朝鮮人読者の考察—
<2002年度>
●織田信長の京都支配 —「天下」所司代村井貞勝を通して—
●明和の伝馬騒動について
●群馬県における廃娼運動 —廃娼に対する民衆の意識—
●明治初期における北海道海産物の直輸出について
●興福寺再建と別当信円
●平安・鎌倉における「定使」
<2001年度>
●現代中国における民主化運動の展開 —知識人を取り巻く環境の変化との関わり—
●「死の舞踏」図に見る社会批判 —ホルンバインの作品を例として—
●衣服条例に見るドイツ近世の名誉観 —バイエルンを中心に—
<2000年度>
●「ヒロシマ20年」中国新聞社の原爆忌報道 —「ヒロシマ」の形成過程と意義—
●山村地域における構造と展開 -近世中・後期武蔵国秩父郡大滝村の分析を通して-
●室町幕府奉公衆の成立と発展
●婦人雑誌にみる近代女性労働観 —「職業婦人」「共稼ぎ」の変遷を通して—
●近世期多摩川領域における用水堰普請と筏流し
●中世における密教修法とその社会的意義 —北斗法を中心に—
●中世興福寺における検断
●平安時代における陰陽寮官人
●明治末年から昭和初期の東京市西南部における近代都市化 —世田谷・目黒区地域を中心に—
<1999年度>
●中世末期伊勢御師の経済活動
●オットー・バウァーと合邦問題
●帳謇の水利・墾水事業から見た「村落主義」
●江蘇省蚕糸業の復興推進事業
●中世社寺の造営組織と工匠
<1998年度>
●織豊期における東北大名の外交政策 —伊達氏を中心に—
●賀茂斎院とその祭祀の研究
●中世における『修験』の発展 —特に醍醐寺を通して—
●中世における石清水八幡宮寺の組織
●宋代の嬰児保護政策についての一考察 —『不挙子』現象とその対策について—
<1997年度>
●在独トルコ人の社会問題と共存の模索:出稼労働者からエスニック・マイノリティへ
●コルネーリア・ゲーテと近代市民家族
●大江匡房にみる中世的自意識の萌芽:主に「江都督納言願文集」を素材として
●ナチス政権獲得時の芸術家エルンスト・バルラッハ:ナチスはいかにして芸術を支配下に置いていったか
●中世東大寺における寺家と「寺辺」
●中世における「律院」と結界
●御神楽の機能に関する一考察:堀河天皇在位時期を中心に
<1996年度>
●近代日本における「邦楽」観に関する一考察
●近世における地芝居の形成と展開
●南北朝期における結城氏の動向
●『四天王寺縁起』根本法の成立
●経済移民をとりまく諸問題 —カナダにおける非差別的移民法制定とその後の経済的、社会的波紋—
●音楽活動にみるサンシモン主義
<1995年度>
●中世における仏教信仰の実相 —信仰史料を素材として—
●後宇多法皇と真言宗
●幕藩制成立期における「馳走」の一考察
●秦の巴・蜀支配-巴・蜀の地域性形成に関する一考察
●中世都市における女性の商活動 —家族経営と営利労働・レーゲンスブルクの商業帳簿 ”ルンティンガーブーフ” より—
<1994年度>
●エルフルト大学と宗教改革 —大学の衰退をめぐって—
●江戸府内「時の鐘」考
●統一政権形成期における公武交渉についての一考察 —織田信長の対禁裏・公家政策を中心に—
●鎌倉幕府と「本所」 —裁許状での分析を中心に—
博士論文題目
2022年度
●醍醐寺の法流と史料
●中世の鑁阿寺と東国社会
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▼過年度
<2017年度>
●「ペルシア絨毯」にみるオリエント像の変容 —ヴィルヘルム2世期ドイツにおける絨毯の商人・研究家・収集家の三者関係を中心に
<2016年度>
●洛中洛外図屏風の研究 歴博甲本 上杉本
<2013年度>
●近世におけるフッガー家のネットワーク —帝国(Adel)と都市(Patriziat)身分のはざまで
<2011年度>
●中世寺院社会と禅宗
●原爆報道の確立 —被爆地の平和運動
<2010年度>
●中世寺院社会と武家政権 —醍醐寺地蔵院を中心に—
<2008年度>
●中世興福寺の門跡
<2007年度>
●室町時代の陰陽道と寺院社会
●箏三味線音楽と近代化
<2006年度>
●修験道教団成立史 —当山派を通して—
<2005年度>
●中世密教寺院と修法
●キリシタン禁制史の研究
<2004年度>
●中世結城氏をめぐる「家記」と「軍記」
<2003年度>
●秦漢時代における四川盆地の地域開発
<2002年度>
●中世醍醐寺と真言密教
<1999年度>
●江戸の時の鐘に関する研究 —江戸の時刻と時の鐘—
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