ニュージーランド
幼児教育研修

ニュージーランド
幼児教育研修

研修概要

ニュージーランドは、多民族・多文化国家であるため、その特徴をいかし多様な文化を認める社会の在り方や教育制度があります。ナショナルカリキュラム「テ・ファリキ」でよく知られています。マオリの文化を土台にしながらも、すべての文化の子どもたちの育ちが支えられる教育理念です。日本で暮らす外国人の増加とともに、多様な人間が平和に暮らすための工夫を考えるきっかけとして日本においても、テ・ファリキの理念は学生に多くの参考になるはずです。教育や社会支援制度に特徴のあるニュージーランドの幼稚園や小学校、母子生活支援施設等を訪問することで、今後の日本における教育や保育、子どもや家族の福祉を考えるに当たって大変良い学びの機会となります。

研修地

ニュージーランドオークランド市
保育園、幼稚園、小学校、特別支援学校、母子支援施設等

実施時期

春季休暇中

日数

7日間

単位認定

なし

学科

限定なし

研修費用の目安

¥424,000

※上記は2023年度の情報です。年度により変わることがあります。

教員から

海外の教育に触れることは、日本における教育や子育てを考える良いきっかけになります。幼稚園や小学校、母子生活支援施設等を見学することができ、ニュージーランドの「テ・ファリキ」保育に関する講義も受けられます。ニュージーランドは多文化共生の国ですので、今後外国籍の人が増えるであろう日本の将来を考える上できっと良い研修になるはずです。これからの日本を支える若い皆さん方にぜひ参加してもらいたいです。

参加学生から

ニュージーランド研修に参加し、研修中には実際にニュージーランドの保育園、小学校、特別支援学校を訪問しました。幼児教育を学ぶという趣旨ではありましたが、保育園だけでなく小学校と言う密接に関わる施設を連日見学できたことは私にとって大きな学びになりました。特にニュージーランドでは小学校に入学するタイミングが年に八回あること(四学期制で学期の一週目と六週目)、そしてゼロ年生という概念は新しいものでした。

15時あたりまで団体での研修を行い、その後は自由時間もありホテルの近くのシティを散策しました。また研修の合間のお昼ご飯も自由行動になっていました。私にとって研修の最大の不安点であった英会話ですが、その自由行動の間に積極的に会話することで英語を話すことへの緊張はやわらぎ度胸がついたと思います。また研修中は専門の方がインカムを使いながら通訳してくださるので、英語力の不足で研修に困難を感じることはありませんでした。

ニュージーランドの広大な自然と海外の文化・教育に触れることができ、大変有意義な研修になりました。
(2023年度春季休暇研修より)