オークランド大学英語研修+航空業界セミナーwith Air New Zealand

オークランド大学英語研修+航空業界セミナーwith Air New Zealand

研修概要

2024年度より開始した英文学科限定の研修です。
新しく本学の協定校に加わったニュージーランド・オークランド大学にあるEnglish Language Academyで、コミュニケーションに重きを置いた英語授業を集中的に受け、実践的な英語能力を養うことができる研修です。ホームステイや授業を通じて、ニュージーランドのマオリ文化や歴史、伝統を実地で学び経験することで見識を広げ、国際的な感覚を養います。最終プレゼンテーションに向けた取り組みを行うことで、計画性を持って主体的に物事を学び、自分の考えを発信する能力を身につけることができます。
また、この研修の特色でもある航空業界についても学ぶことができます。出発前に行なう航空業界セミナー、現地でのニュージーランド航空のオフィス訪問など、航空業界で実際の仕事や海外の職場で働く人々と触れ、自分の将来のキャリアについて主体的に考えることにも繋がることを目指しています。

研修地

オークランド大学 English Language Academy(ニュージーランド オークランド)

実施時期

春季休暇中

日数

22日間

単位認定

あり

学科

英文学科限定

研修費用の目安

¥690,000

※上記は2024年度の実績です。年度により変わることがあります。

教員から

英文学科限定の研修となります。ニュージーランドは、先住民マオリの文化とイギリスの文化、そして他の国・地域からの移民の文化が混ざり合う多民族国家で、中でもオークランドは国際色豊かな都市として有名です。研修先となるオークランド大学附属English Language Academy は都心にあり、公園や美術館などの文化施設がすぐ近くにある恵まれた立地で、ニュージーランドの自然や歴史・美術に触れる機会が多くあります。
本研修は実践的な英語とニュージーランド文化の学習に主眼を置いたプログラムとなっており、希望者は研修修了後に「広域英語圏文化演習1・2」の単位認定を申請することが出来ます。
また、研修期間中にニュージーランド航空本社を訪問し、現地スタッフから航空業界について詳しくお話を伺える機会があり、キャリア支援を兼ねているのも本研修の特色です。

参加学生から

現地大学の授業では、英語の基礎的な文法からネイティブが使う表現まで幅広く学び、並行してニュージーランドの自然、文化、スポーツ、歴史、先住民マオリ族について学習し、最終的には学生皆がニュージーランドという国の文化や価値観を理解することに繋がりました。多人種の島国となったニュージーランドで元々ある文化に新たな文化がどのように融合していったのかを学ぶ良い機会となり、移民が増えつつある日本に住む者としても改めて考えさせられました。研修参加者の中には、将来航空業界で働きたい学生も、特に希望していない学生もいましたが、今回のAir New Zealandの本社訪問により、新しく興味が湧いたという学生も多くいました。英文学科の方で航空業界に興味がある人はもちろん、外資系の企業に興味がある人、将来なにになりたいかまだ決まってない人でも可能性を広げる、業界を知るという意味ではこちらの研修に参加することを強くお勧めしたいと思います。


授業では、マオリやニュージーランドの歴史、スラングなどについて学びました。日本の授業で習う英語と、実際に現地の人が使う英語とは少し違うということを実感し、フランクな単語や文を学ぶことができ嬉しかったです。最後の授業では、ニュージーランドの食べ物や歴史など、各々が調べたことをプレゼンし、よりニュージーランドへの理解が深まりました。ミュージアムではマオリの踊りを生で見て迫力に驚きました。また、第二次世界大戦の展示を見て回っている時に、ELAの先生が言った「80年前私たちは敵だったんだ」という言葉が強く印象に残っています。みんなで戦争について話し合い、今後の世界について考えさせられた時間でした。
ニュージーランド航空のセミナーでは、海外で働く日本人の方にお話を伺い、日本だけでなく海外で働くビジョンがより鮮明になり、航空業界への興味がより強くなりました。
(2024年度春季休暇研修より)