研修概要
スウェーデンは高福祉の国として知られ、次世代を担う子どもを育てる環境が整備されています。参加学生は、スウェーデンの教育・保育・環境・ESD(持続可能な開発のための教育)の現状を綿密に練られた計画による現地調査、とりわけ教育機関(就学前学校、義務教育学校、高等学校、大学)や行政機関を訪問し、学ぶ機会を得ることができます。
また研修実施期間だけでなく事前指導の段階から、学部・学科を超えて、社会科教育/教育史(教育学科)、都市計画(住居学科)、環境化学(化学生命科学科)、幼児教育、発達心理(児童学科)の専任教員より、スウェーデンに関する専門的な知見を得ることができるのも、この研修の魅力です。
研修地
スウェーデン王国ストックホルム市・ウプサラ市(ウプサラ大学等)
実施期間
春季休暇中
日数
8日間
単位認定
なし
学科
限定なし
研修費用の目安
¥419,000
※上記は2022年度の情報です。年度により変わることがあります。
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スカンセン野外博物館 -
ストックホルム市庁舎(内観) -
ガムラスタン -
基礎学校エントランス -
ウプサラ城 -
ストックホルム市庁舎(外観)
教員から
スウェーデン研修の魅力は、日本という国を離れてみることによって、日本を客観的に見て、考えられるようになることかと思います。参加する学生さんの興味の対象は、教育、福祉、環境、建築、自然と様々ですが、研修を通して、多角的な視点で社会を見ることが出来るように、事前学習会や研修でサポートしていきたいと思っています。
参加学生から
スウェーデン研修では、教育や保育、環境を学ぶだけでなく、スウェーデンの文化を感じることもでき、大変有意義な1週間を過ごすことができました。
特に印象的だったのは、ウプサラ市の基礎学校、就学前学校の訪問です。学校訪問は、グループに分かれて現地の学校の先生方が学校の中を案内してくださります。その際、通訳の方も一緒に回ってくださるため、安心して見学することができました。給食も美味しかったです。日本とは違う教育の様子を自分の目で見て、感じることができた経験は大変貴重なものでした。
ストックホルムでは、観光が中心で世界遺産の森の墓地、建築が有名な市立図書館、ノーベル賞の晩餐会が行われるストックホルム市庁舎、「魔女の宅急便」の舞台ガムラスタンなど数多くの観光名所をガイドの方と一緒に回りました。ただ観光するのではなく、ガイドさんが説明してくださるため、勉強にもなりました。
1週間という短い期間ですが、余すことなくスウェーデンを感じることができ、参加して本当に良かったです。(2022年度春季休暇研修より)