ニュージーランド
幼児教育研修

ニュージーランド
幼児教育研修

研修概要

ニュージーランドの幼児教育は、教師が中心に行う幼稚園や保育所だけでなく、保護者が中心に行うプレイセンターなども存在し、日本の子育て支援制度より保護者の関与の度合いが高く、保護者自身も研修を受ける権利を持つ先進的なものである。このような幼児教育のシステムを学ぶことは、保育者を目指す学生にとって良い学びの機会となります。
さらにニュージーランドは、ナショナルカリキュラム「テ・ファリキ」でよく知られています。マオリの文化を土台にしながらも、すべての文化の子どもたちの育ちが支えられる教育理念です。今後外国に繋がる子どもたちの保育を考えていかなければならない日本においても、テ・ファリキの理念は学生に多くの参考になるはずです。

研修地

ニュージーランドオークランド市、ハミルトン市
ワイカト大学、同大学学内保育所、プレイセンター(ハミルトン)等

実施時期

2022年度は春季休暇中

日数

7日間

単位認定

なし

学科

限定なし

研修費用の目安

¥370,000

※上記は2022年度の情報です。年度により変わることがあります。

教員から

海外の幼児教育に触れることは、日本における教育や子育てを考える良いきっかけになります。保護者が運営するプレイセンターや、ワイカト大学内の学内保育所を見学することができ、またワイカト大学では保育に関する講義を受けられます。海外留学に興味がある学生さんは、あちらの大学の雰囲気を感じることができるでしょう。ニュージーランドは多文化共生の国ですので、今後外国籍の人が増えるであろう日本の将来を考える上できっと良い研修になるはずです。これからの日本を支える若い皆さん方にぜひ参加してもらいたいです。

参加学生から

 ニュージーランド幼児教育研修に参加して、ニュージーランドにおける教育や文化を実際に見て学ぶ貴重な体験をすることができました。
 研修内容としては、ワイカト大学にてテ・ファリキ/ラーニング・ストーリーのレクチャーを受けたり、保育園やプレイセンター、特別支援学校、小学校に赴いて視察を行いました。ニュージーランドの教育施設は、文化的背景を反映させた装飾や自然のぬくもりを感じる環境や遊具があったり、子どもの遊びや学びに自由さがあり、穏やかで居心地の良い場所だと感じました。
 また、現地の幼児教育施設で働く日本人の先生からお話を伺う機会もあり、日本とは異なる子どもに関する教育や医療の制度、教育現場の実際についても学びました。
自由時間には街を散策したりビーチに行ったりと観光を楽しむ事もでき、沢山の思い出ができました。
 このように研修では、ニュージーランドの教育に加え、文化や環境などにも触れられます。とても充実した時間を過ごせるため、少しでも海外の幼児教育に興味のある人はぜひ、参加してみて欲しいです。(2022年度春季休暇研修より)