研究Visionについて
研究Visionについて
研究Visionを公表しました
2021.02.12 【お知らせ】
重点項目
1.文理融合の研究の推進により新たな研究分野を創成し、学術資源の発信と研究拠点としての機能強化を図る。
・人間生活・人文・社会・自然科学系の4つの科学系統を持つ女子総合大学としての利点を活かし、研究分野を越えて研究成果を共有し、従来の枠を越えた横断的な研究分野を創成する。
・本学が蓄積している膨大な学術資源を学内外に発信し、オープンサイエンスの基盤として広く活用を促進することにより、研究拠点としての機能強化を図る。
(具体的施策)
・全学の連携を促進し、文理融合の研究を推進する。
・日本女子大学総合研究所の機能を活用し、学際的共同研究・調査を推進する。
2.女子高等教育機関として、地域社会と連携して、社会の課題解決に向けた研究を推進し、研究成果を社会に還元する。
・女子高等教育機関として、研究上の新領域を多岐にわたり切り拓いてきた本学の歴史と伝統を受け継ぎ、地域社会と連携して、社会の改善に資する課題解決型の研究を推進し、研究成果を社会に還元する。
(具体的施策)
・文京区、豊島区、川崎市を中心とした地域社会(自治体・他の研究教育機関を含む)との連携を強化し、地域の様々な問題に、研究・教育・共同プロジェクト等を通じて参画し、地域に貢献する。
3.次世代を担う女性研究者の支援、並びに若手研究者の育成を推進する。
・博士人材の活躍の場として、産業界等への多様なキャリアパスの実現を目指し、博士課程への進学者の増加を図る。また、博士号取得を目指す社会人を積極的に受け入れ、博士課程における研究の充実を図る。
・学術の多様性を基盤として、女性研究者並びに若手研究者の自由な発想で生み出される研究を支援する。
(具体的施策)
・博士人材を対象に長期インターンシップなどを通して、民間企業・研究機関等へのキャリアパスの実現を目指す。
・社会人のための大学院コース(博士課程後期の「早期修了プログラム」)を設置するなど、博士号取得を目指す社会人のために学び直しの機会を提供する。
・女性研究者並びに若手研究者をプロジェクトリーダーとする共同研究を創出する。(研究助成・奨励金制度の創設)
・女性研究者の出産・育児と研究活動の両立支援を推進するため、研究支援員制度の活用を図る。
4.研究のさらなる国際化とプレゼンスの向上を目指し、国内外の大学・研究機関と高度な研究連携を推進するとともに研究者の相互交流を促進する。
・研究の質及び量ともに向上を目指し、国際的に通用する質の高い研究を展開する。
・従来の産学における連携の枠組みを越えて、国内外の有力な大学・研究機関と高度な研究連携を推進する。
・学術研究の活性化を図るため、研究者の相互交流を促進する。
(具体的施策)
・国際会議等を積極的に誘致し、本学及び研究者の国際的な評価の向上を図るとともに、研究連携を推進し、国際共同研究等の共同プロジェクトの実施を目指す。
・国内外の大学と共同ワークショップを開催し、人的ネットワークの形成を推進する。
5.研究環境の充実及び研究支援体制の整備を図る。
・研修・サバティカル制度の充実を図る。
・研究力強化のため、教員の研究時間の確保を図る。
・研究の成果を知的財産として有効に活用するため、知的財産の管理体制を整備する。
(具体的施策)
・教員の委員会等に関わる業務の見直しなどにより、研究時間の確保を図る。
・研究者の研究プロジェクトに専念できる時間を確保するため、バイアウト制度等の導入を推進する。
・大学の研究成果である知的財産を創出・活用するため、知的財産・産学官連携コーディネーター、URA(研究マネジメント人材:リサーチ・アドミニストレーター)など外部の人材と連携し、知的財産の管理体制を構築する。