2021年度 実施報告

2021年度 実施報告

日本女子大学創立120周年記念イベント 実施報告

日本女子大学創立120周年を記念して、学生が自ら企画、実施するイベントを募集しました。

  • 在学中に創立120周年を迎えたことが記憶に残るイベント
  • 学外の方へ感謝を伝えるイベント
  • 在学生、卒業生が大学の魅力を再発見するイベント 等

採択イベント

応募団体の中から4団体のイベントが採択されました。

  • UPPSALA WEEK(ウプサラ・ウィーク)
  • 草月流華道部
  • 出張ひめピア
  • JWUキャンパスツアー

開催された各イベントについて紹介

■UPPSALA WEEK(ウプサラ・ウィーク)

<開催日時及び場所>
2021年11月22日(月)~27日(土) 青蘭館

本学の協定校であるスウェーデンのウプサラ大学との交流をさらに深めるきっかけとなるよう、スウェーデン特有の習慣であるFIKA(職場や家庭でお菓子とコーヒーを楽しむ時間のこと)やスウェーデンの絵本を紹介し、多くの方にスウェーデンの文化に親しんでいただきました。
また、各日、日替わりでミニイベントを行いました。

絵本コーナー/読み聞かせ

スウェーデンの児童文学や絵本の展示を通して、スウェーデンに興味を持つきっかけの場としました。
また、豊明幼稚園の園児を対象にスウェーデンの絵本の読み聞かせを行いました。

日替わりのミニイベント(講座)

講師のお話の後、参加者からは活発に質問が出されました。様々な学科の学生が参加したことにより、多角的な視点から学びを深めることができました。

■草月流華道部

<開催日時及び場所>
2021年11月27日(土)(創立120周年記念式典当日)~12月2日(木)
百年館高層棟1階ロビー
百二十年館地下1階JWUラーニング・コモンズかえで、杏彩館1階
学内の各所に生け花を展示することで、創立120周年記念式典を華やかに彩り、記念式典の来場者及び学生たちに生け花の魅力に触れていただきました。各作品には、日本女子大学への思いが込められています。

花の木と花馬車(百年館)

花の木(奥)
過去から現在に繋がるのびのびとした成長や伝統を守り続けていくという意味を表現しました。
花馬車(手前)
これから未来へ進んでいくという意味を表現しました。
日本女子大学が、これからも歴史を紡いでいくこと、日々の変化に対応しより良い大学になってほしいという願いを込めました。

赤薔薇だけを使った個人作品(百二十年館)

薔薇の花言葉は、「情熱・愛情・美」です。本学の学生には、何事にも情熱を持ち、愛情をもって接し、そして心の美しい人になってほしいという意味を込めました。

杏彩館での個人作品(杏彩館)

日本女子大学は2024年からトランスジェンダーの学生を受け入れます。杏彩館の名称にある「杏」は、性別を想起させない色—「杏」のあざやかで赤みのある黄色い果実の色—として取り入れられています。
そこで同じ黄色の「マンゴーリーバ」を花材として使用し、日本女子大学の取り組みがよりよくなるようにという願いを込めて生けました。

■出張ひめピア

<開催日時及び場所>
2021年12月23日 百年館206教室
2022年1月29日  オンライン(Zoom)
「ひめピア」とは、日本女子大学のピア・サポーターの愛称で、大学公認のもと、養成講座を受けた本学学生が学生同士のつながりの強化を目指し、「同じ立場の人による支援=ピア・サポート」を行っています。
学生同士のつながりを肌で感じていただくため、学内企画として、成瀬先生の語録を使ったゲーム等を通じて交流を行いました。また、高大連携企画として、春から大学生になる附属高等学校3年生を対象に、不安を解消できるような、自由なお話し会を行いました。

写真右)学内企画:ゲームによる交流で横のつながりを深めることができました。

JWUキャンパスツアー

日本女子大学には歴史的な建物が多くあります。創立120周年を機に新しい建物が増えました。各建物についての理解を深め、キャンパスに興味を持ち、愛着を持っていただけるように、キャンパスのガイドブックを作成しました。
キャンパス内の植樹マップ、各建物にゆかりのある方に建物について語っていただいたインタビュー記事、学生目線で伝える建物の魅力等、盛りだくさんの内容です。
今後は、このガイドブックを用いて、入学希望の受験生にキャンパスツアーを行ったり、卒業生の方をお招きし、新しい校舎の魅力を伝える活動を検討中です。

ガイドブック(植樹マップ)※一部抜粋