自治活動

個々の力が集まり広がる自治

本校において自治活動は、「自学自動」という教育理念を実現する学校生活の柱となっています。1人1人の思いが反映されることで、生徒たちにとって充実した学校生活に近づくことができます。
生徒みなが主体性を持ち、目的を持って行動すること。それが本校で行っている自治です。

活動

2023年度基本方針

今年度の基本方針は、「Signal=みちの景色」です。
「つくる進化×つながる伝統×とどける想い」を軸として、突き進むだけでなく立ち止まってみることに対しても大切に向き合えるよう、未知の景色に一歩踏み出す勇気を後押しできるメッセージを込めました。

「Signal」という言葉には、「信号機」や「合図」という意味があります。日々学校生活を送る中、様々な経験や影響によって作られるそれぞれの自分の道に信号機があります。目的に向かって突き進んでいる人や、立ち止まって自分と向き合っている人、信号の色は人それぞれです。課題を見つけ赤信号にぶつかった時、私たちは立ち止まることもあります。その赤信号を青信号に変えて自分だけの道を拓き、自分だけの新しい景色や新たな自分に出会うために、私たちはSignalを掴みます。立ち止まることを恐れず、自分の道にあるSignalを信じて、失敗や挫折と向き合いSignalを掴もうとする姿勢が、私たちを前進させてくれるでしょう。

「みちの景色」には、未知と道の二つの意味が込められています。
「未知の景色」は、青信号の時に歩くと見えてくる、これまで出会ったことのない景色です。青信号で一歩踏み出した時、これまで知らなかった景色、友達、自治が見えてくることでしょう。自らSignalを受け取り、自分の信号を青色に変えて自ら歩き出す、そんな道を切り拓くことを目指します。
「道の景色」は、赤信号で立ち止まると見えてくる足元の景色です。目まぐるしい学校生活を送る中、失敗してしまうこともあるでしょう。失敗をしたって良い、もう一度挑戦してみれば良い、自分の道を切り拓くために、私たちは立ち止まって自分を見つめる時間を大切にします。

目の前にあるSignalを掴み乗り越えた先には、自分だけの「みちの景色」が広がっているはずです。突き進むだけではない、立ち止まり自分を見つめた軌跡が一つの道となることでしょう。互いに重なり合う全校生徒の道がこの一年で大きな一つの道となり、互いに刺激し合える連鎖が生まれる学校を創ります!