数学科

問題の解法の修得のみではなく、「数学」という人類が育んだ文化としての不思議な学問の魅力を伝えたいと考えます。「数学」は古代ギリシャの純粋論理を尊ぶ精神を源泉として、数学者たちによる問題への挑戦と挫折、そして同時に発生する新たな問題・・・を繰り返してきました。「数学」に魅せられた数学者たちの業績とその有用性を理解し、その上で論理を駆使できる確固たる社会人としての育成を主眼とします。

必修授業

3年間で、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの4科目が必修です。教科書は東京書籍(同名)、問題集は数研出版の4stepを使い、時間をかけて学びます。(合計11単位)

選択科目A

3年に「数学Ⅲα」(4単位)、数学Ⅲの微積分のみを学習する「数学Ⅲβ」(2単位)、「数学C」(2単位)、2年に「数学C」と「数学基礎」(どちらも2単位)を設置しています。数学Ⅲは大学進学後、微分積分あるいは解析学と名前を変え学ぶ事になる、線型代数と並ぶ最重要科目です。また、数学Cでは主にベクトルについて学習し、それが線型代数に繫がっていきます。

選択科目B

(すべて2単位)
「線型代数」、「データ科学」と、大学入学共通テスト演習(数学ⅠA・ⅡB)に特化した「総合数学」を設置しています。