外国語科

外国語科では、コミュニケーションの手段としての英語の総合的な力(「聞く」、「話す」、「読む」、「書く」の4技能)を育成することを目標にしています。英語による自己表現の方法を習得し、学習意欲を引き出すことで、背景の文化についても理解を深め、将来に向けて英語の自己学習に役立つ基盤を作ります。また3年生では第2外国語(フランス語・ドイツ語・中国語)を学ぶこともできます。

聞く

ネイティブスピーカーや日本人教師による生の英語を聞き取る機会を授業に多く取り入れています。また、教科書本文やその内容に関する聞き取り練習などを通じ、リスニング能力を高める基礎訓練を徹底的に行い、高度な内容の英文を聞き取る力を育むことを目指します。

読む

3年間を通して、多くの英文に触れる機会を設けています。また、目的に応じた読み方をするためのリーディングスキルを習得し、短時間で文章の概要を理解したり、じっくりと文章の含意を読み取ったりする精読の力を養成します。物語や説明文、有名なスピーチなど様々なジャンルの教養ある文章に触れることで英語を読みこなす能力を高めます。

話す

1年次には、ネイティブスピーカーや生徒同士での多くのやりとりを通じて英語を話すことに慣れ、自分の考えを伝えるための能力を磨きます。更に2・3年次には、スピーチやプレゼンテーションなど英語を用いた高度な発表能力を養います。また、英文の音読や暗唱を経て、自然な発音で正確に話す力を身につけます。

書く

大学でも通用するようなパラグラフ・ライティングの基礎を習得し、論理的な文章を書くための訓練を行う傍ら、e-mailや日記など実用的な英文を書く機会も設けています。3年次には、高校生活の集大成として自分の興味ある事柄について調べ、卒業英文レポートとして1つの作品を完成させます。