芸術科

声楽

１年生の必修授業では、声楽を中心に学びます。腹式呼吸を土台にした豊かな歌唱力を目標に、歌曲やオペラなど様々なジャンルの音楽を味わいます。また、コールユーブンゲン等を用い、音楽の基礎的な力も養っていきます。
２年では、コンコーネやイタリア古典歌曲集を用い、美しく響きのある声を追求します。３年では、ドイツ歌曲を中心に更に深い表現を目指して歌唱力と感性を磨いていきます。

器楽

２年ではアンサンブルや大編成のオーケストラによる合奏を通し、仲間と音楽を創り上げる喜びを味わい感性を豊かに伸ばしていきます。高校から入学した生徒たちは、ヴァイオリンを初心者から学ぶことも出来ます。３年では、２年の内容を更に発展させて、より高度なレヴェルでの合奏を体験し、表現力を伸ばしていきます。

美術

２年では、平面作品と立体造形の基礎を学び、３年では、これまで学んできたことをもとに自ら計画を立てて絵画作品に取り組みます。また、作品完成時には作品展示を行い、互いの作品を鑑賞し合います。

工芸

２年３年ともに、陶芸と染色の制作実習を行い、生活を豊かにする作品作りを体験し、現代の暮らしを省みつつ、感性を伸ばしていきます。

書道

２年ではまず、漢字の書体の変遷、仮名の成立等を学習し、古典を臨書することにより、表現と鑑賞の基礎的な能力を身に付けます。さらに、制作意図に沿って表現を工夫する創作へと発展させます。３年では、各自好きな古典を決めて、主体的に学び、作品を制作します。篆刻（自用印の作成）なども取り上げます。

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