家政学部について
あなたの夢・未来・希望をかなえる日本女子大学通信教育
家政学は“生活を科学する”、すなわち生活の質の向上と人類の健康、安全、福祉に貢献する実践的総合科学(サイエンス)です。言い換えると、生活者であることに立脚し、人間生活とその環境を追究することで人類の幸福に貢献する実践的な学問といえます。 まさに、日本女子大学の家政学部は「生きることを科学する」場なのです。家政学部では“生活の科学を学び、生きる力を養い、人類の幸福に貢献したい”という意欲あふれる人の育成をめざしています。
3つの学科(児童、食物、生活芸術)で学ぶ事柄はすべて私たちの身近な生活を素材にしています。 それを「科学」することによって、職業的能力など自分自身の「生きる力」を大きく発展させ、社会をより人間的にするための力をも養うことができるはずです。 国際化、少子高齢化など大きな転換の時代を担っていく皆さんが、このような意味をもつ家政学部の諸分野を学ぶことは本当に有意義だと思います。
人材養成・教育研究上の目的
家政学は人間の生活を科学する実践的総合科学である。家政学部では生活の科学を学び、生きる力を養うとともに、生活の質を向上させ社会をより豊かにする力を持ち、人類の健康、安全、福祉に貢献したいという意欲あふれる女性を育成することを目的とする。
通信教育課程では、家政学部の教育上の目的に則り、人間が生きるために欠かせない衣・食・住のあり方について、また子どもの環境について総合的に科学し、専門的に学修した知識を実生活や職場で役立てることのできる人材を育成することを目的とする。
家政学部通信教育課程の3ポリシー(2023年度まで)
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
- 人間生活を科学的かつ実践的に考察することができる。
- 生活そのものが持つ総合性を理解し、専門的知識を持って社会に貢献することができる。
- 現実の生活を客観的に把握し、自ら問題を発見し、様々な人と協働して解決していくことができる。
教育課程編成方針(カリキュラム・ポリシー)
- 複合領域の科学としての家政学の総合性・独自性を理解するために、家政学部共通科目を置く。
- 実践的総合科学としての家政学の各分野を専門的に学ぶために、児童、食物、住居、被服学の専門科目を置く。
- 学修の集大成として卒業時に共同生活を通じて、さらなる本学教育の理念への理解を深め、また、ゼミ形式で専門課題を学習する「軽井沢卒業セミナー」を必修で置く。
- 通信教育の印刷教材による授業と面接授業の特性を生かし、テキスト科目とスクーリング科目を開講する。テキスト科目ではリポートの作成により、知識のみではなく思考力・表現力を習得する。スクーリング科目の実験実習では、知識・技能の他に思考力・判断力、他の学生と協働して学ぶ態度を習得し、演習科目では思考力・判断力・表現力を習得する。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
- 家政学を学び、生活や社会に役立てたいと思っている人。
- 目的を明確に持った人(卒業・資格取得・生涯学習等)。
- 通信教育という方法で学修を進めていこうという意欲のある人。
- 生活と仕事のバランスを考えた学修計画を立てられる人。