日本女子大学通信教育課程日本女子大学通信教育課程

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その他の資格

受験資格の取得

フードスペシャリスト

   
本学家政学部通信教育課程食物学科では公益社団法人日本フードスペシャリスト協会の認定を得て、2017年度からフードスペシャリスト養成施設としてのカリキュラムを開講しました。

フードスペシャリストとは、食に関する総合的・包括的な知識と技術をもち、食品の製造、流通、消費に至る分野で活躍する職業です。仕事の内容は、商品開発、品質管理、広報活動、食品の知識普及(教育)、販売促進、食空間のコーディネートなどがあります。また、消費者に健康で快適な食生活を提案する食育活動も行います。
フードスペシャリストの資格を取得するためには食物学科授業科目表の■印の科目をすべて履修することが必要です(フードスペシャリスト必修科目19科目34単位)。学科の必修科目に含まれていない次の5科目:「食品加工及び貯蔵学II」、「フードスペシャリスト論」、「食糧経済」、「フードコーディネート論」、「調理科学実験」)がフードスペシャリスト必修科目に含まれていますので、必ず履修してください。
資格を取得するためには日本フードスペシャリスト協会が主催する認定試験(例年12月)に合格することが必要です。認定試験は本学キャンパスでも実施する予定ですが、本学家政学部通信教育課程の学生が受験資格を得られるのは2019年度以降となります。受験申請の条件は(1)フードスペシャリスト必修科目全科目の修得と(2)その年度の3月の卒業見込の充足です。認定試験受験に関する手続等の詳細は決定次第「女子大通信」誌上等で公表します。

基礎科目
  • 2年次
    • 食品・栄養学基礎実験I(S)
食品学系
  • 1年次
    • 食生活と環境(T)
    • フードスペシャリスト論(T)
  • 2年次
    • 食品学(T)
    • 食品化学(T)
    • 食品機能学(T)・(S)
  • 3年次
    • 食品加工及び貯蔵学I(T)
    • 食品加工及び貯蔵学II(T)
    • 食品衛生学Ⅰ(T)
調理学系
  • 1年次
    • 調理学(T)
  • 2年次
    • 調理科学(T)
    • 調理学実習I(S)
  • 3年次
    • フードコーディネート論(T)
    • 調理学実習II(S)
    • 調理科学実験(S)※
栄養学系
  • 1年次
    • 栄養学Ⅰ(T)
  • 2年次
    • 健康と栄養学I(T)
    • 健康と栄養学II(T)
その他
  • 2年次
    • 食糧経済(T)

下線は食物学科必修科目、※印は選択必修科目を示す
(T) テキスト科目 (S)スクーリング科目

二級建築士・木造建築士

都道府県知事の免許を受け、「建築物の設計、工事監理等の業務を行う者」が二級建築士、「木造の建築物に関し、設計、工事監理等の業務を行う者」が木造建築士です。本学家政学部通信教育課程生活芸術学科は課程認定を受け、2017年度入学者から適用となりました。
二級建築士・木造建築士の資格取得を目指す場合は、生活芸術学科科目の建築士指定科目から合計21科目40単位以上を修得してください(下表参照)。※を付した科目(8科目)の中から6科目以上修得のこと。
なお、「住居設計II」「コンピュータデザイン」「力と形」の3科目は、通学科目スクーリングにより家政学部住居学科「設計製図」「コンピュータデザインⅠA」「力と形」を履修した場合、それぞれ読み替えの対象となります。

指定科目一覧
住生活系
  • 2年次
    • 住生活学(T)
    • 住居史(T)※
    • 福祉環境論(T)※
    • 住居マネジメント(S)※
  • 3年次
    • 住居安全情報論(T)※
    • 建築保存再生論(T)※
    • 住宅問題・政策(T)※
計画系
  • 2年次
    • インテリア計画論(T)
    • 建築計画論(T)
    • 住居環境学(T)
    • 建築法規(T)
  • 3年次
    • 住居設備学(T)
    • まちづくり論(T)
設計・デザイン系
  • 2年次
    • 住居製図(S)
    • 住居設計I(S)
  • 3年次
    • コンピュータデザイン(T)
    • 住居設計II(T)
構造・生産系
  • 2年次
    • 力と形(T)※
    • 建築・インテリア材料(T)
  • 3年次
    • 構造力学(T)
    • 住居構造(T)
    • 建築施工(T)
関連科目
  • 1年次
    • 住居学概論(T)※

(T) テキスト科目 (S)スクーリング科目

指定科目40単位以上を修得して卒業し、二級建築士試験・木造建築士試験(例年7月)を受験する者には申し出に基づき「指定科目修得単位証明書・卒業証明書」を発行します。公益財団法人建築技術教育普及センターのホームページで同受験要領等を参照し、試験に臨んでください。

なお、建築士法の一部を改正する法律(施行令和 2(2020)年 3 月 1 日)により、2020年度の建築士試験から、卒業時に、① 40 単位修得(実務経験 0 年)、② 30 単位修得(実務経験 1 年)、③ 20 単位修得(実務経験 2 年)の 3 つのいずれかを学生が選択できることになりました。①②③、それぞれに対応した証明書を大学は発行することになります。
試験に合格した上で、本学卒業後の建築実務の経験が 1 年または 2 年以上あれば、建築士として登録できます。
卒業後に建築士試験を受験し、試験合格後、建築士の免許登録までに必要な建築実務要件を満たせる見込みのある人は、② 30 単位修得や③ 20 単位修得を選択し、40 単位取得未満でも卒業することができます。その場合の認定単位の単位要件は下表となります。科目群ごとに必要な単位数があるので注意してください。

実務要件のある場合の建築士指定科目一覧

科目群 科目名 認定単位 単位要件
建築設計製図  住居製図 3単位以上   
住居設計Ⅰ  1
住居設計Ⅱ
コンピュータデザイン
 

建築計画
建築環境工学
建築設備

インテリア計画論 2 2単位以上 
建築計画論 2
住生活学 2
住居史 2
住居環境学 2
住居設備学 2

構造力学
建築一般構造
建築材料

力と形 2 3単位以上
構造力学 2
住居構造 2
建築・インテリア材料 2
建築生産 建築施工 2 1単位以上
建築法規 建築法規 2 1単位以上
その他 住居学概論 2 要件適宜
福祉環境論 2
住居マネジメント 2
住居安全情報論 2
建築保存再生論 2
まちづくり論 2
住宅問題・政策 2
合計(実務要件 2 年の試験時) 要件 20 単位以上
合計(実務要件 1 年の試験時) 要件 30 単位以上

 

ただし建築実務は、本学卒業後の経験年数に限り、実務要件の認定審査は、受験申込後に建築技術教育普及センターで行います。②や③で卒業した後に、①でないと受験できない事態にならないよう、事前に同センターに確認の上、履修計画を立ててください。

資格取得のサポート

資格取得をサポートするための関連科目を開講しています。

繊維製品品質管理士(TES) =Textiles Evaluation Specialist

繊維製品のスペシャリストとして、ファッションビジネス界では必携の資格で、繊維製品に関わるメーカーやアパレルなどで活躍しています。資格を得るには、一般社団法人日本衣料管理協会が行う資格認定試験に合格する必要があります(5年ごとに更新します)。
生活芸術学科では資格試験の内容に対応した科目を配しています。繊維製品品質管理士を目指す方は下表にある関連科目を履修して、合格するための十分な知識を修得することを勧めます。
資格試験を目指すだけではなく、繊維業界での仕事やファッション、繊維製品に興味のある方にもおすすめの科目です。

繊維製品品質管理士関連科目
衣素材系
  • 1年次
    • 衣材料学(T)
  • 2年次
    • 染色加工学(T)
    • 衣整理学(T)
  • 3年次
    • テキスタイル試験法演習(S)
    • テキスタイル試験法(T)
衣造形系
  • 2年次
    • 衣造形学(T)
    • 衣環境学(T)
流通・消費系
  • 2年次
    • マーケティング論(T)
    • 消費者行動・調査法(S)
    • 消費生活論(T)
  • 3年次
    • アパレルのための品質管理(T)
    • アパレル品質管理ケーススタディA(S)
    • アパレル品質管理(T)

(T)テキスト科目  (S)スクーリング科目

※繊維製品品質管理士資格試験についての詳細は、一般社団法人日本衣料管理協会 繊維製品品質管理士のページをご確認ください。