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2022/08/20

  • 校長より

「起業アイデアソン:BizVenture2022」に本校生徒が参加しました ~プラスαの学び「国際理解教育」Part 1~

  • ニュージーランドとオンラインで結び
  • 原宿のクッキータイム店舗にて
  • 最終日はニュージーランド大使館にて
  • チームごとにプレゼンテーション
  • 終了後は大使館でティーパーティー
  • 他校生徒との交流もできました

生田の森の夕刻、ヒグラシが夏を惜しむように鳴いています。夏休みもそろそろ終盤に差し掛かってきました。

本日は、前回に引き続き、本校の「プラスα(アルファ)の学び」の一例をご紹介します。現在、本校では教科の授業とは別に、「特別授業~ライフデザイン教育・メンタルヘルス教育・シチズンシップ教育~」「知の泉~土曜等特別講座~」「高大接続プログラム」「国際理解教育」の4つの柱を軸に、「プラスαの学び」を展開しています。この夏休みには、「国際理解教育」の分野での新たなプログラムとして、エデュケーション・ニュージーランド主催「起業アイデアソン:BizVenture2022 」への参加を募り、本校生徒10名が出席しました。

本校には、約30年前からニュージーランドで語学研修を行ってきた実績があり、また今年4月、学校法人日本女子大学とエデュケーション・ニュージーランドとの「教育協力に関する協定」が締結されたこともあり、ニュージーランドは本校にとって大変親しみのある国です。

起業アイデアソンプログラムは、7月28日から31日までの4日間にわたってニュージーランドと日本をオンラインで結び、ニュージーランドの高校生30名、日本の高校生20名(早稲田大学高等学院、早稲田大学本庄高等学院、そして本校の生徒)が参集しました。5名1チームとなって、Cookie Time(原宿に店舗を構えているニュージーランドのクッキーブランド)商品のビジネス戦略を検討し、最終日にプレゼンテーションを行いました。

参加した生徒達は、「最初は不安だった」と一様に語っていたものの、4日間を通して逞しく成長していきました。後日寄せられた生徒の感想には、「今回仲良くなったニュージーランドの学生に会いにニュージーランドに行きたいし、英語をもっと学びたい、という気持ちが高まった」「色々な場面で難しさを感じたが、チームのみんなで協力して話し合い、一つのプレゼンを創り上げ、優勝できたことは本当に嬉しかった」「将来、マーケティングなどを学んでみたいと思った」「英語を間違えてもいいから、とにかく自分の意思を伝えよう、と思うようになり、英語を話す勇気がどこからともなく沸き上がった」等の思いが綴られており、貴重な経験となったことがわかりました。

この企画に参加したいと自ら手を挙げ、気概をもってその場に臨み、多くの刺激を受けて学びを深め、次の成長へと繋げていく生徒達 ——— 「プラスαの学び」が、本校の教育方針「自学自動」「自念自動」の実践の機会であることを改めて感じます。時に苦労しながらも前向きに取り組み、「また参加したい」と語る生徒達の姿、何より嬉しく思いました。

校長 薄 由美

プラスαの学び「特別授業(メンタルヘルス教育)」は以下をご覧ください。
 
エデュケーション・ニュージーランドと本学の調印式は以下をご覧ください。