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理事長メッセージ



学校法人日本女子大学 理事長 蟻川 芳子

学校法人日本女子大学
理事長 蟻川 芳子

 この度学校法人日本女子大学の理事長に就任いたしました。本学の伝統を引き継ぎながらも、時代の要請に応じた人材を育てる教育・研究環境の充実に努める所存でございます。

 本学は1901年、20世紀の幕開けとともに創立し、間もなく120周年を迎えようとしています。成瀬仁蔵は、女性に高等教育の機会を与え、家庭を通して社会を改良しようとの志を持って、日本女子大学校と附属高等女学校を創設し、1906年には附属豊明小学校及び豊明幼稚園を開設、早くも一貫教育の体制を整えました。「次の維新は、女性の手によって行われる」ことを目指した本学は、女性の活躍の道を拓いた多くのパイオニアを輩出してきました。

 女性の活躍が期待される今こそ、女子大学の存在意義が評価されます。女性の持つ特性・感性や視野を開発して社会に送り出し、男・女それぞれの持ち味を発揮して相補うことこそ、バランスの取れた社会を実現することができるでしょう。女子大学はこれまで培ってきた教育・研究環境で女性の能力を伸ばし、女性に自信を与え、自立した女性を育てる教育の場です。ここからは生活者としてのリーダー、社会・世界的なリーダーが育つ可能性が大いにあります。英国のテリーザ・メイ首相はオックスフォード大学の女子校セントヒューズカレッジの出身、米国の国務長官マデレーン・オルブライト氏やヒラリー・クリントン氏は本学のモデルとなったウェルズリーカレッジの出身であることも偶然ではありません。さらに本学は長い生涯教育の歴史の中で、現在リカレント教育課程が注目されています。出産・子育てなどで一度離職した女性を、再び社会に送り出すブラッシュアップ研修の場です。ここでは他大学出身の女性も多く学んでいます。総合的一貫教育の更なる充実に向けて、邁進してまいります。