コンテンツ
2026/05/29
- 教員リレーエッセイ
【5月】受け継がれる運動会
-

クラス旗 -

開会式-晴天に恵まれました!
今年度も運動会が無事に終了しました。創立当初から続いている本校の運動会は、時代や状況に合わせて試行錯誤を重ねながら受け継がれてきました。コロナ禍だった2020年は、6月に実施することができず、生徒が楽しみにしていた運動会を何とか実現できないかと考え、規模を縮小した上で、11月に「スポーツデー」と名前を変えて実施しました。全員がマスクを着用していたため、競技も「呼吸が上がりすぎないこと」や「密になりすぎないこと」を意識して工夫を重ねました。3年生のダンスもクラスごとに創作・発表を行い、リレーでは走る時だけマスクを外し、走り終えたらすぐに着用するなど、教員も生徒も協力しながら取り組みました。今振り返っても、あの状況の中で本当によく実施できたと感じます。
その時にできることを皆で考え、協力して形にできたことは、大きな経験となりました。大変なことも多くありましたが、ゼロから考え直したことで、新たな発見もたくさんありました。これまで当たり前に行っていたことの中にも、改善できる点や見直すべき点が多くあることに気づき、運動会の在り方を改めて考える大きなきっかけになったと思います。
以前は6月に行っていた運動会も、暑さや梅雨の影響を考え、現在は5月開催へ変更しました。熱中症や雨によるグラウンド整備の負担は以前より少なくなりましたが、一方で練習期間が短くなるという課題もあります。限られた時間の中で、どうすれば安全で充実した競技ができるのか、毎年試行錯誤を続けています。これまで続けてきたものを変えるには、勇気と柔軟な発想が必要です。一方で、今まで通り続けることには安心感もあります。しかし、気候や生徒たちの様子も少しずつ変化しているのですから、行事もその時代に合った形へと工夫しながら受け継いでいくことが大切なのだと思います。
今年の運動会で得た経験や反省を次につなげながら、これからも生徒の皆さんと一緒に、より魅力的で充実した運動会を目指していきたいと思います。