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2026/01/16

  • 教員リレーエッセイ

【1月】好きなことから学ぶ力

  • オーブンに入れる直前
  • 完成したローストチキン

年が明け、新しい学期が始まりましたね。
突然ですが、皆さんの「好きなこと」は何ですか?

私は運動が大好きなのですが、それと同じくらい「料理」がとても好きです。
昨年12月、家庭科クラブでは冬休みの活動でクリスマス料理を作りました。今回は新たな挑戦として、以前から作っていた「ブッシュ・ド・ノエル」に加え、「丸鶏を使ったローストチキン」と「ホットワイン風葡萄ティー」を作りました。
鶏を1羽丸ごと使ったローストチキンは、ただオーブンで焼くだけではありません。ハーブや塩などをすり込んで寝かす工程や、焼き上がりの形や火の通りのムラをなくすためにタコ糸で縛る工程があります。
他にもたくさんの工程がありますが、一つ一つの工程には全て意味があり、どれ一つとっても無駄なものはありません。例えば、塩をすり込む意味として、肉に下味をつけるだけでなく、肉の臭みを消したり、浸透圧を利用して余分な水分を抜き、旨味を凝縮させる効果もあります。普段皆さんが当たり前のように肉を焼く前に塩をふることには、科学的にも理由があるのです。

好きなことに触れていると、「なぜその工程をするのか?」「この器具はなぜこの形をしているの?」と自然と疑問が次々と生まれます。そしてもっと知りたいからその疑問について考え、本や辞書で調べ、実際に自分で試してみる。そうすることで知識はどんどん深まり、自分の力になるのだと思います。

皆さんも、自分の「好き」をきっかけに、もっと知りたい・調べたいと思って行動した経験はありませんか?
その気持ちこそが、皆さんを大きく成長させてくれるはずです。
「好き」は最強の原動力です。ぜひ、自分の好きなことから新しい世界を広げていってください。

技術・家庭科 新田