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2026/10/29

  • 校長より

「想いを束ねて次へ」 (2026/10/29)

 10月10・11日は抜けるような青空のもと、十月祭を開催いたしました。卒業生にもたくさんお越し頂き、懐かしい思い出話に花が咲きました。中にはお嬢さんを連れて、自分が中学生だった時の話をしながら校内を巡り、クラブ活動ごとの発表を見ながら母娘で学校生活の追体験をなさったという卒業生もいらっしゃいました。こうして親子二代(時には三代)にわたって本校を大切に想ってくださることは本当に有難く、感謝の念に堪えません。また、受験生の皆様にも、本校生徒の日常の様子や授業の内容をご理解いただくと共に、未来の日女生としてのご自分の姿をイメージし、励みにして頂けたら嬉しく思います。

 本校の生徒たちの良いところは「友達の頑張りを素直に認め、応援できる」という点だと思っています。特に十月祭のような行事では、普段の学校生活とは異なる輝き方をしている生徒たちが大勢いて、得意なことや好きなことを伸ばすため、あるいは新しく挑戦して自分を成長させていこうと努力を重ねていることが伝わります。その努力の披露の場であるからこそ、友達の頑張りを心から讃える反面、劣等感を抱いてしまうこともあるでしょう。あのように踊れれば、あのように歌えれば、あのように手先が器用であれば、あのように上手く絵が描ければ……挙げていけばきりがありません。舞台発表でも、研究のまとめの模造紙や冊子でも、友達の活躍に感動すると共に、自分と比べて落ち込むこともある。それは自然な感情であるし、そう感じることは悪いことではないのです。

 大事なのはその後どうしていくかということ。自分自身でも、もっと上達するように頑張ることもひとつ。自分には別の活躍の場があるのではないか、と考えることもひとつです。全ては自分がどうしたいのか、心の声を聴くために考え模索すること。それは誰にも代わってもらえない、自分自身で踏み出さなくてはいけないことなのです。学校という場所は知識を得るだけでなく、他者を知ることで自分自身を育てていく学びの場です。特に、上手くいかなかった経験は、人間としての幅を広げてくれるチャンスでもあります。どのようなことも、自分の引き出しの数を増やしてくれると信じて、意欲的に過ごしていきましょう。

  • 準備日にまとめの模造紙を仕上げます
    準備日にまとめの模造紙を仕上げます
  • 時間を掛けて作成した部誌を配布しました
    時間を掛けて作成した部誌を配布しました
  • 舞台発表も多くの方にお楽しみいただきました
    舞台発表も多くの方にお楽しみいただきました