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2026/04/30
- 教員リレーエッセイ
【4月】動物と人との関係

春休みに、生物部恒例のお別れ遠足に行きました。場所は生徒たちが大好きな江ノ島、新江ノ島水族館です。雨続きの春休みの中、この日だけ快晴となり、さわやかな春の1日を過ごすことができました。そしてこの遠足の中、動物と人間との関わりについて改めて考えさせられました。
まずは水族館に行き久しぶりに見たイルカショー。世界の流れでは、動物保護の観点からイルカショーなどは禁止の方向にあります。新江ノ島水族館では、「芸をすると餌がもらえる」というのではなく、スタッフと楽しく遊ぶのを観客が見守るという雰囲気でした。スタッフの方がイルカの体調や性格を常に考えながらイルカファーストでショーを構成し開催していることが伝わってきました。
次に野生生物と人間との距離。数年前江ノ島ハイキングを行った時には、タイワンリスが高い樹々や屋根の上を移動していくのを観察しました。今回は人々の休憩スペースで、たくさんの人が食べたりおしゃべりをしている場所に現れました。驚くほど近い距離でリスが現れ、嬉しい反面少し複雑な気持ちになりました。
生物部の中学生は無理やり近づくことなく、きちんと距離を保って写真を撮ったり鳴き声(初めて聴きました!)を楽しみました。人間が近づいたのか、リスが近づいたのか、ほんの数年で距離感が変わったことを実感しました。
動物と人間との関わり方は、時代によって人によって様々です。今後もいろいろな考えかたのもと、変化していくのでしょう。正解が1つではないからこそ、皆で考えていくべき問題なのだと感じました。
理科 大越