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2026/03/20
- 校長より
「桜始開」(2026/03/20)
例年よりも早く、桜が咲き始めました。
3月27日は「桜の日」だそうです。調べてみると「3×9(さくら)=27」の語呂合わせと、七十二候の「桜始開」(さくらはじめてひらく)」の時期に重なることが由来だとありました。
この「七十二侯」とは「立春」や「春分」「夏至」といった二十四節気をさらに3つに分けた期間のことで、動植物の様子など季節の移り変わりが伝わる名称がついています。先ほどの「桜始開」もそうですが、この七十二侯には以下のような、雅で美しい日本の姿が表現されています。
立春の初侯「東風解凍」(はるかぜこおりをとく) 2月4日頃
立秋の次侯「寒蝉鳴」(ひぐらしなく) 8月12日頃
立冬の末侯「雪下出麦」(ゆきわたりてむぎいづる) 1月1日頃
温暖化の影響で、今となっては見られない風景も描かれたりしていますが、日本人が大切にしてきた季節の節目を味わうことができるような名称には、心惹かれるものがあります。
18日には卒業式を行いました。ほとんどの生徒は附属の高等学校へ進むので、4月からも顔を合わせるのですが、生徒たちは義務教育を終える一つの節目として、意識を持って臨んでいました。また19日は終業式を行い、3年生が巣立ったあとのちょっと寂しい学校の中で、新年度への覚悟を決める在校生なりの節目の日でもありました。
新しい一歩を踏み出すには、これまでを振り返るとともに、次なる自分の道をしっかりと見据えることが必要です。
得られたものは何か。どこが足りていないのか。形にするためにはどうすればよいか。
過ぎてしまったことは変えられませんが、未来はいくらでも変えていけるのです。その時々でしっかり考えて自分なりに選択した道を、自分にとっての1番にするために努力を重ねることが大切なのでしょう。
培ったものを心の中の美しい宝箱に一旦収めて、新たにエネルギーを貯えていく。3月はそのような季節なのだと思います。卒業生も在校生も、そして新入生の皆さんも、少しの間ですが、心に充電する美しい桜の日々をお過ごしください。そして4月にまた、新鮮な気持ちでお会いできることを楽しみにしています。
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胸には学年カラーを基調にしたコサージュを付けます -

3年生243名は門出の時を迎えました -

2学年での終業式は新年度への覚悟の時です