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2025/02/14
- 教員リレーエッセイ
【2月】HR

1月の中旬にリレーエッセイのバトンを受け取ってから、何を書こうと頭を悩ませる日々が始まりました。先生方のエッセイを改めて拝見すると、季節にあった学校行事やクラブ活動、私生活など話題は様々で、どのエッセイも面白く読みふけってしまいました。さて、私は何を書こう? 改めて考えてみると、クラスの話をしている先生は少ないことに気付きました。そこで今回は、少し恥ずかしいですがクラスの話をしようと思います。
「このクラスを2文字以内の漢字で表現してみて」
終礼を早く終わらせることに必死な我がクラスですが、突然無茶ぶりをした担任を温かく迎えてくれました。これを見ていると4月から始まったクラスの日々が沢山思い浮かびました。この画像には楽しい言葉が沢山並んでいますが、悩んだことも、辛かったことも、そして怒られたこともあるクラスです。これを提出してくれた今だって、実は、何かに悩んでいる人もいるかもしれません。それでも集団になると、こうして底抜けに明るく力強いパワーと勢いが溢れてくる。私にはこれが、とても愛おしい。
Homeroom(HR)は40人が共同生活を送る「家」。楽しくも慌ただしい学校生活を送る中で、ホッと心を落ち着ける場所になれたらいいと思います。時には「家」にいることが苦しくなるときもあるかもしれない。でも、お互いに支えあって、改善して、皆が過ごしやすい空間を創り、成長していく。今のクラスは、これができるクラスだな、と私は思います。
教員がいなくても自分たちで考えて行動できるクラスって、すごくかっこいい!
そんなことをひっそりと考えている担任の私も、毎日楽しく過ごしています。それはきっと、皆と過ごすのが当たり前になったこの日常が豊かだからでしょう。そういえば、今日はバレンタインデーですね。チョコレートは配れませんが、日頃の感謝を伝えます。ありがとう。卒業までのあと1年、どうぞよろしく。