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2025/03/19
- 校長より
「幸いあれと祈る」(2025/03/19)
今朝は大粒の雪が降り、西生田の山の木々には雪の花が咲きましたが、昼過ぎには儚くも消えてしまいました。
15日は高等学校の、そして18日は中学校の卒業式が、厳粛な雰囲気の中にも温かみのある本校らしい形で執り行われました。
学校には様々な式典がありますが、中でも卒業式は「その学校らしさ」が色濃く滲む行事でもあります。
中学校には、本校ならではの特別な「送別の歌」「卒業の歌」があります。在校生代表による「送別の言葉」のあと、祝福の気持ちを届けるように心を込めて歌を歌い、卒業生たちはそれに応えるように「卒業の言葉」を述べ「卒業の歌」を歌います。これまでの3年間を振り返り、喜びも哀しみも全てを自分の力にして歩んできた道のりを想い、会場に集う全ての人に感謝を込めて歌いあげるのです。その歌声を聴いて涙する担任たちの姿には、いつ見ても心動かされます。附属の中学校なので、もちろん4月からも顔を合わせる機会はあるのですが、「卒業式」という節目の日だからこそ感じる気持ちもあるのです。
今日の自分は確かに明日に繋がっていて、未来の自分を支える礎になると共に、心の持ち方一つでいくらでも新しいものを生み出していける。そういう力強い思いが沸き上がるのが「卒業式」なのでしょう。
「私は何を考え、どう歩んでいくのか」これからも、自分自身に問い続ける日々であってほしいと思います。
78回生の皆さん、ご卒業 本当におめでとうございます。
「送別の歌」
いざ祝え 今送る 友の巣立ちの日
光あれ その行く手に 幸いあれと祈る
いざ祝え 声合わせ 今日のめでたい日
鳥も謳う 花も祝う さよなら さよなら友よ
校長 野中 友規子
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3学期終業式、雪景色の中の登校になりました -
78回生、巣立ちの時です! -
2年間教えた高3の卒業生が、授業をしている姿を描いてくれました