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2024/01/19

  • 中学校生活レポート

2年 国際理解講演会(2024/01/18)

 2年生は2学期後半から国際理解の授業でアフガニスタンを中心とした世界の様々な問題や、それに向けての自分たちにできることについて考える機会を持っています。本日は、「世界平和を考える -我々が平和のためにできることー」という題で、レシャード・カレッド先生による講演会をZoomで行いました。先生は、ご出身でもあるアフガニスタンの復興のために「カレーズの会」を設立され、現在日本で医師として活動されています。
講演では「平和」について現在のウクライナ問題から日本の姿勢、アフガニスタンの現状まで幅広くお話いただきました。最後に「他人任せにしない」というお言葉をいただき、生徒たちは中学生の自分たちがどのように「平和」に向き合うべきか考えを深め、主体に国際問題に取り組んでいきたいという気持ちが芽生えたようです。

生徒の感想

 私は今回の講演会を聞いていて自分が思っている以上に深刻で、もっとアフガニスタンのことを知りたいと思った。また今までたくさんの講演を聞いたが、こんなにもたくさんのことを考えさせられたのは初めてだった。子供が働かなければいけない貧しさのせいで地雷のある地に足を入れ亡くなる子が多くいたり、平和という概念すら分からなかったり。私たちは「平和な世界にするために」とか言うけど、そんな簡単なことではなくてもっともっと綺麗ごとばかりではないことを考えないといけないと思った。そしてレシャード先生が医者を目指した理由となった「医者は薬だけで患者を治すのではない」また「治すことが難しくても出向くことが大切」というのが心に残った。私たちにできることには限りがあるが、もっと関心を持って考えていきたい。私は将来の夢はなかったが、レシャード先生のような、人を笑顔にする仕事がしたいと思った。
  • 司会は国際理解委員が務めました
    司会は国際理解委員が務めました
  • 写真や資料を見せながら説明して下さいました
    写真や資料を見せながら説明して下さいました
  • 教室の様子
    教室の様子
  • 写真をお借りして委員が国際理解コーナーを作りました
    写真をお借りして委員が国際理解コーナーを作りました