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2023/02/27
- 中学校生活レポート
2年 国際理解教室(2023/02/18)
2年生は国際理解教室を行いました。
12月から国際理解委員を中心に様々な学習を行ってきました。講師の先生からの事前の課題にも取り組み、この日を迎えました。
アフガニスタンを中心とした各国の支援に携わっている9名の先生をお招きし、グループに分かれてお話を伺いました。途上国の実情や世界の諸問題について、先生の経験を交えながら話して下さいました。さらに、自分の考えを伝えたり、質問をしたりすることによって、理解を深めることができました。その後、各クラスに戻り、それぞれのグループの会の内容を共有しました。
国際理解の学習を通して、自分たちに何ができるか考え、実際に行動していく気持ちを育てることができました。
・講師の先生方の所属団体
- 特定非営利活動法人 ジェン
- 公益財団法人 ケア・インターナショナル・ジャパン
- ペシャワール会
- 特定非営利活動法人 難民を助ける会
- 特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム
- 公益財団法人 シャンティ国際ボランティア会
・生徒の感想です。
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先生のお話を聞き、自分で興味を持ち、色々なことを調べることの大切さや、自分で選択をする大切さを学びました。それまでは一時的な寄付しか頭にありませんでした。しかし、現地の教師の質の向上や、地域の力を利用した対策を一緒に考えるなど、長期の持続可能な生活を実現させるような支援を大切にすべきだということを知りました。
私たちにできることの中で、私は選択をしっかりすることがとても重要だと感じました。ニュースや記事は誰が伝えたいもので、誰の目線のものなのかをしっかり考え、偏見を持たず本当の情報を受け取れるようにしたいです。情報を受け取っただけで終わるのではなく、自分事として考え、どうすれば自分も役立てるか考えていきたいです。人間は1人1人にかけがえのない命があり、等しく固有の価値があるということがよく分かり、私も世界の支援ができるように努力したいです。
先生はアフガニスタンの歴史や中村哲さんについて話して下さった。序盤で戦争の要因が何か仰っていたが、様々な理由が密接に関係している中でも「嘘」という理由が印象に残っている。戦争の中では都合のいい情報や偽の情報がよく流れる。アフガニスタンの人々は十分な教育を受けられていないこともあり、嘘の情報を見抜くことは難しい。だからこそアフガニスタンの人々に今必要なのは、知るためのスキルを身に付けることや疑問に思う気持ちを持つことだ。
そんなアフガニスタンの人々に私たち他国ができることは言葉の対立をすることだと言う。武力の対立は絶対にいけないが、言葉の対立をし話し合いを重ね最後まで突き放さないことが大事だと質疑応答で仰っていた。一方の国が自国の意見を押し通すのではなく互いが真逆の意見だったとしても、認め、尊重し合い、対立し最終的な1つの結論を様々な視点から出すことが大切だと思う。1人1人が率先して意識を持つべきだ。
12月から国際理解委員を中心に様々な学習を行ってきました。講師の先生からの事前の課題にも取り組み、この日を迎えました。
アフガニスタンを中心とした各国の支援に携わっている9名の先生をお招きし、グループに分かれてお話を伺いました。途上国の実情や世界の諸問題について、先生の経験を交えながら話して下さいました。さらに、自分の考えを伝えたり、質問をしたりすることによって、理解を深めることができました。その後、各クラスに戻り、それぞれのグループの会の内容を共有しました。
国際理解の学習を通して、自分たちに何ができるか考え、実際に行動していく気持ちを育てることができました。
・講師の先生方の所属団体
- 特定非営利活動法人 ジェン
- 公益財団法人 ケア・インターナショナル・ジャパン
- ペシャワール会
- 特定非営利活動法人 難民を助ける会
- 特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム
- 公益財団法人 シャンティ国際ボランティア会
・生徒の感想です。
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先生のお話を聞き、自分で興味を持ち、色々なことを調べることの大切さや、自分で選択をする大切さを学びました。それまでは一時的な寄付しか頭にありませんでした。しかし、現地の教師の質の向上や、地域の力を利用した対策を一緒に考えるなど、長期の持続可能な生活を実現させるような支援を大切にすべきだということを知りました。
私たちにできることの中で、私は選択をしっかりすることがとても重要だと感じました。ニュースや記事は誰が伝えたいもので、誰の目線のものなのかをしっかり考え、偏見を持たず本当の情報を受け取れるようにしたいです。情報を受け取っただけで終わるのではなく、自分事として考え、どうすれば自分も役立てるか考えていきたいです。人間は1人1人にかけがえのない命があり、等しく固有の価値があるということがよく分かり、私も世界の支援ができるように努力したいです。
先生はアフガニスタンの歴史や中村哲さんについて話して下さった。序盤で戦争の要因が何か仰っていたが、様々な理由が密接に関係している中でも「嘘」という理由が印象に残っている。戦争の中では都合のいい情報や偽の情報がよく流れる。アフガニスタンの人々は十分な教育を受けられていないこともあり、嘘の情報を見抜くことは難しい。だからこそアフガニスタンの人々に今必要なのは、知るためのスキルを身に付けることや疑問に思う気持ちを持つことだ。
そんなアフガニスタンの人々に私たち他国ができることは言葉の対立をすることだと言う。武力の対立は絶対にいけないが、言葉の対立をし話し合いを重ね最後まで突き放さないことが大事だと質疑応答で仰っていた。一方の国が自国の意見を押し通すのではなく互いが真逆の意見だったとしても、認め、尊重し合い、対立し最終的な1つの結論を様々な視点から出すことが大切だと思う。1人1人が率先して意識を持つべきだ。
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国際理解委員による始めの言葉 -
授業の様子 -
先生の経験をたくさん話して下さいました -
写真や資料を見せながら分かりやすく教えて下さいました -
資料も活用しながら支援活動について学びます -
様々な質問にも答えて下さいました