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　一気に気温の下がった肌寒の秋雨の中、十月祭期間が始まりました。

　1日目の昨日は、今年の十月祭スタイルであるクラブを4つのグループに分けて、2グループずつ午前・午後に分かれた分散登校、半日しかない準備・練習に勤しみました。舞台系クラブは大小3つのホールへ、運動会クラブは大小3つの体育館を分割しての練習、そして文科系クラブは本館各教室で…本館は静かに黙々と作業が進んでいました。
　各学年コーナーも教室からはみ出し学年階の廊下壁に教科の作品が掲示されていきます。特に3階校務センターまで続くメインストリートに並んだ十月祭の基本方針「HONEY　bee one」に基づく作品たちは、思わず足を止めて読み込んでしまう力作揃いです。3・2・1年、学年カラーで少しずつテーマを変えた課題に挑戦し、それぞれの個性が写真や文章でまとまっていますので、ご来校の皆様、どうぞご覧くださいませ。

　私が何より嬉しかったのは、校舎で行き交う生徒たちに「楽しい？」と問うと、全ての生徒から「はい！楽しいです！」と返ってきたことでした。十月祭はそうでなくっちゃ、本校生徒はそうなのですよと一人頷きながら、内覧を続けました。

　そして今日は早くも朝から前夜祭・生徒舞台見学でした。18クラスが揃って大ホールいっぱいに集い、十月祭行事委員会の作成した心躍るオープニングムービーを楽しむことから始まりました。そして舞台見学は4つのクラブの発表です。毎年生徒たちの力に感じ入るこの舞台見学、今年も聴き応え、見応え十分でした。
　生徒にお互いの良さを認め讃え合う気持ちが育っていくのも、こうした時間を大切にし続けてきた十月祭だからだと思っています。一人の生徒がたくさんの活躍の場所を持ち、その場にふさわしい顔を持っていること、お互いの頑張りを知り合いたいと周囲の活動にも関心を持っていることの両面こそ、本校生徒が輝く源なのです。

　明日は気温も回復しお天気になりそうです。いよいよ十月祭本番です！十月祭にお越し下さる保護者の皆様、受験生親子の皆様、生徒たちのたくましくも丁寧な成長の様子に、声援の拍手をお願いいたします。