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　「青空はるかにくまなく晴れてそよ風わたる…」運動会の歌詞通りの好天の下、本日運動会を実施しました。昨日午後の驟雨で水溜まりいっぱいのグラウンドでしたが、先生達が水を拭き取り掻き出したお陰で、本日午後からの実施が出来ました。
　昨年はコロナ感染対策学年別ミニ運動会を、今年は少し広げて、学年毎のダンスと競技、最終プログラムは3学年合同の選抜リレーです。広いグラウンドに張り巡らせたテントに全員入って、他学年の競技を観戦します。風が渡るグランドとはいえ、マスクを外すのは競技中だけ、大きな声で応援も出来ず、マスク無しのお喋りも出来ませんが、それでも一緒に観戦できた久々の運動会、本当に嬉しい運動会でした。
　誇らしかったのは、3年生の新しい競技「バケマット」は、密を避ける競技を運動会行事委員が試行錯誤して考え出したこと。3年ダンスも又、各クラスの創作ダンスを土台にクラス単位をはずして教え合いまとめたダンスだったこと。生徒考案のダンスはさすがに動きが軽快で絶妙、私も真似したいのに上手くリズムに乗って動かせない、まさに現代ダンス！　もちろん1年生のビートのきいたダンスも2年生の優雅なリング体操も素晴らしく、観ている保護者の方々は幸せ笑顔でした。
　圧巻は、選抜リレー。3学年でバトンを繋げるリレーは3年ぶり。今年は1クラス8人、3学年で24人のバトンを繋ぎます。懸命に走り、バトンを繋げるその姿はなぜにこんなに、人の心を打つのでしょう。
6クラスの第一応援歌を3学年で歌い、一緒に踊り、懸命に走ってバトンを繋げた運動会。今日の楽しさと満足感が生徒たちの明日からの栄養にきっとなります。運動会の先に開けてくる世界、「希望の楽園我らが前にあり」の歌詞のごとく、生徒達はまた一つ、希望を持って挑戦の扉を開けていくことでしょう。