コンテンツ

2022/05/09

  • 中学校生活レポート

3年 「社会と私」(2022/05/07)

57日(土)、3年生は総合的な学習の「社会と私」というテーマで保護者の方々とディスカッションを行いました。
3年生の総合的な学習は自分の将来を見つめ、社会への関わり方について考えを深めます。
今回は保護者の方々から「大人になるとはどういうことか」「中学生時代の経験は大人になってからどのように活かせるのか」「仕事を持つ意味や働くことについて」などご経験に基づいた貴重なお話をたくさん伺いました。
活発に意見交換もでき、大変有意義な時間を過ごすことができました。
今後は社会で活躍するOGの方々にお話を伺う「キャリア教室」などさらに自分の将来を考える機会が設けられています。


以下は生徒の感想です。


------------------------------------

 

私は今あまり具体的な夢がなく、周りの友達が具体的な夢を持っている話を聞いて少し焦っていました。しかし、今日のお話を聞いてまずは好きなことを見つけることから始めようと思いました。また、同い年の子が世界的に有名になり、活躍しているのを見て、自分と比べてしまうこともあるけれど、「自分」を持って、自分らしく生きていけば良いとおっしゃったのを聞いて少し安心しました。小学生のときから今まで好きなことが変わるにつれて、夢もころころ変わっていたのですが、1つに絞る必要はないなと思いました。これからの学校生活でどんどん好きなことを見つけて、自分の好きなことを極めて、ゆっくり自分のなりたいものを見つけようと思います。



今までは「働かなくてはいけない」「お金を稼がなければいけない」「自分で何事も決めなくてはいけない」と思っていたが、「働きたいから働く」「社会に貢献したいから働き、そうするとおのずとお金も入ってくる」のだということをおっしゃっていて、大人になることへの不安が解消されたように感じた。どの保護者の方も、自分の仕事を軸に様々なお話をしてくださり、実際に働いているからこそ聞ける貴重なお話がたくさんあって、とても充実した1時間を過ごすことが出来たと思う。今回のキャリア教室を通して、将来のことについてこれからたくさん考えていきたいと思うことができ、自分の身近な人の職業についても聞きたいと思った。


実際に社会に出て働いている大人から話を聞くことができる、貴重な機会だった。保護者の方々は、それぞれ職種は全く違ったが、皆仕事にやりがい、達成感というものをふとしたことを感じており、それは「楽しさ」にも繋がっていることを知り、働くという言葉への抵抗感というものが少し軽くなった。私達も、学校に来る1番の意義は勉強することだが、その集団生活の場で出会った人と長い付き合いになり、一緒に感情、体験を共有できる仲間になることがある。それは集団の名前が学校から社会になった後にも変わらず、仕事自体へ楽しさを感じにくくても、そこで出会った人と過ごすことに対して楽しさを感じられるようになり、それが仕事への熱量に変わることがあるということもお話を伺って分かった。今私達が送っている学校生活は、思ったよりも社会に出てからの基盤づくりに直結していると思ったので、無理に構えずとも何事においても全力で取り組みたいと思った。

 

  • 「大人になること」について意見交換をしています。
    「大人になること」について意見交換をしています。
  • より話し合いが活発になるように各クラス工夫をしました。
    より話し合いが活発になるように各クラス工夫をしました。
  • 「仕事のやりがい」についてお話を伺いました。
    「仕事のやりがい」についてお話を伺いました。
  • 生徒からの質問にも丁寧にお答えいただきました。
    生徒からの質問にも丁寧にお答えいただきました。