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2021/06/01

  • 校長より

6月の面接「ほっと一息、そして次に向かって」(6月1日号)

今年度初の中間テストが先週終わって、今週はテスト返しの授業が行われています。それと共に、担任の先生方は、今クラス個人面接を計画中です。本校では毎学期の終わりに生徒一人一人と担任が面接します。1学期末は、1・2年生の保護者の方全員とも個人面談をいたします。面接時間はわずかですが、それでも1対1で話せる貴重な時間です。生徒が感じている楽しいこと嬉しいこと、不安なことも困っていることも話してくれて、一緒に考え相談する励ましの時間にしたいと思います。日程に組み込まれた学期末のこの面接の他に、学期中にも面接は計画されます。特に1年生は、定期テストも含めて何もかもが初めて尽くしだったこの2か月の学校生活の様子を振り返って、1学期後半の充実につなげていきたいのです。

授業の受け方、ノートのまとめ方、宿題の取り組み方、友達とのつながり方、通学路での出来事など、事前に色々説明していても、やはり経験してみることでやっとわかること、やっと困ることは山ほどあります。木曜日のテスト返しで私は「初めての今回のテストの点数は気にしなくて良いです。大切なのは、次の授業の受け方やノートのまとめ方など自分の勉強方法を工夫して、よりよくなることです。勝負は期末テストです」と1年生に話すつもりです。
担任として面接を繰り返すうちに、上級生になるにつれて、生徒の方から自分で話そうと心づもりしてきた相談話をすることが多くなったものでした。時々、外で待っている生徒たちから「○○ちゃん、長すぎるよー」と声がかかることもあって・・・
教師である私にとっても、クラスの生徒にとっても、話すことが楽しみで、ほっと一息、そして次に向かえるそんな本校の面接です。

校長  椎野秀子

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