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2020/11/12
- 教員リレーエッセイ
【11月】避難訓練

例年は春に高校生と一緒に授業中の校舎からグラウンドに避難し、夏には終業式の講堂の大ホールからの避難訓練をしています。今年は密になってしまうので春と夏の避難訓練は中止となっていましたが、ようやく11月10日に避難訓練を行うことができました。中学校と高等学校別々の日に行いなるべく速やかに行われるよう工夫しながらの実施です。
まず、地震が起こり、生徒たちは机の下にもぐり揺れが収まるのを待ちます。その後、ボイラー室から出火したのでグラウンドに避難します。それぞれの教室から生徒が出てきてグラウンドに避難し、点呼をします。
避難訓練のときには、なんとなく緊張感に欠け流れ作業的になっている部分もありますが、実際に地震があると生徒は机にさっともぐり、じっとしています。ときどきおしりを隠して頭がでている生徒がいるのは実際にはだめかもしれませんが、みんなが机にもぐり頭を隠してじっとしている様子はなんともかわいいものです。
何かあったときにどのように行動するといいのかというシュミレーションをしておくと実際に災害がおこったときに慌てずに(いや慌てるとは思いますが)行動することができます。
今年の桜は休校期間中に咲き、生徒に見てもらえないまま散ってしまいましたが、今回少し紅葉した木々をみんなでグランドで見られたことは少しうれしいことでした。
数学科 飯高