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2020/06/17
- 教員リレーエッセイ
【6月】卒業生の皆さん、元気ですか?

ようやく6月から学校が再開されました。この4月に入学した新1年生は真新しい夏服で元気に登校してきました。「距離」を保ちつつも、この附属中学校での生活を通して、大きく成長してくれることを楽しみにしています。
私達教員にとって、「担任」を持つことは大きな意味があります。担任でないと得られない楽しさと大変さがあります。本校では2、3年はクラス替えはなく、担任は基本的に持ち上がりのため、この2年間は生徒にとっても担任にとっても「濃い」時間となります。どのクラスも自分たちのカラー(個性)を持ち、私達のクラスが1番!とそれぞれが思って卒業していきます。私はこの数年で、66回生、70回生、73回生で担任を持ち、それぞれ中学校を卒業していきました。そして、この3月に66回生は大学を卒業して社会人へ、70回生は高校を卒業して大学へ、73回生は中学を卒業して高校へ進学する、まさに節目を迎える学年でした。卒業式や入学式、入社式など、大切な行事ができなかったり、期待していた新しい生活が始まらずに、焦りや不安の気持ちも大きかったことと思います。卒業生の皆さん、元気にしてますか?中学校も、まだまだ「クラス」全員で授業を受けることは叶いませんが、日常生活を少しずつ取り戻しつつあります。
ここで学んだ皆さんは、どんな状況にあっても、柔軟に対応する力と皆で協力して物事を成し遂げる力を持っています。それが2、3年のクラスで培った力です。新たな場所でも、大いに活躍してくださいね。
数学科 宮地